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memo

幼児化ペンギン元帥

『う』
「うわあああああああ!!!ぎゃんわいいいいい!!!」

ハンジに可笑しな薬を盛られてしまったらしく、幼児化してしまった彼女。
しかも今回は体だけではなく、精神も伴ってしまったらしい。
ハンジがどこからか持ってきたペンギンさんの着ぐるみを着て、とてとて、と綺麗に掃除されたリヴァイの部屋の中を歩き回る。
歩きにくいのか、時折ふらつくがそれも可愛いとハンジとエレンが喚き散らす。
本能的に近づかない方がいいと分かっているのか、幼くなった彼女は2人に近づかず、ソファに腰掛けていたリヴァイの足元に立ち、彼をじっと見つめた。

「…(くそかわ…!!)」

特に何か行動するわけでもない少女の、ペンギンのくちばしと目がついているフードの向こうの頭を軽く撫でてやれば、へにゃ、と表情を緩める。

「!!!、!!」
『おにいちゃ、もっと』
「あぁもっと撫でまわしてやる」

ひょい、と少女を自身の膝の上に抱きかかえ、ふにふにとした子供らしいなめらかな肌の感触を楽しみつつ、少女の要望通りにその小さな頭を撫でてやる。
余程気持ちいいのか、ふにゃふにゃと笑いながら、その小さな体を安心しきったかのようにリヴァイに預けた。

『おにいちゃん(の手)すきー』
「俺も大好きだ(結婚しよ)」


***
完全に空気と化したハンジとエレン

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25th.Jul.2013


 
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