下らない小ネタを書いています
焼きそばパンと玉子焼き
北山みつきちゃん。 新人熟女グラビアアイドル。 衝撃でした。 美「悠真くん!ちょっと何これ!北山みつきちゃんって!」 悠「え、あ、あー…。新人熟女グラビアアイドル北山みつきちゃんの写真集。」 美「しかも熟女!!…ひどいよ、悠真くん…。」 悠「えっ。違うよ違う!!ちょ、聞いてくれ田崎。」 美「…やっぱり、女の人がいいんでしょ?しかも熟女。」 悠「違うって!!これは、お前と名前が一緒だったから買ったの!!だから、別にやましい気持ちがあった訳じゃない!」 美「余計にひどいよ!!バカ!!」
不思議の国の。
ファンタジーが書きたい。 動物が人間と同じような暮らしをしている国。ウサギが営むアンティークショップにクマのパン屋さん。人間はいるが動物の数の10分の1程度。主人公とチェシャ猫と人間の間に生まれたチェックの不思議な世界での話。 街だと思ったそこは巨大な迷路だった。 周りにあるアンティークショップも時計屋もきっと迷路から抜け出すことを諦めてここで生きることを決めたものたちが建てたのだろうか。それにしてはあまりにも人の気がしない。不思議に思い辺りを見回して見るがやはり誰もいない。無人の店がぽつりぽつりとあるだけだった。 不安に苛まれながらももう少し探索してみようと足を踏み出した瞬間。何やら白い固まりが足下に寄ってきた。びっくりして一歩後ずさる。すると、白い固まりは「ややあ、人間さまですな?」とのんびりした口調で話しかけてくるのであった。 なんなんだ、ここは。街だと思えば迷路で、挙げ句の果てに服を着たウサギが話しかけてくる。一体、僕は何処に迷い込んでしまったのだろうか。 「いやはら驚くのも無理ないでしょうな。でも何の心配もいらない。ここはウサギもクマも人間さまも皆一緒に暮らしていける場所ですからなあ!はっはっはっ、はっは…人間さま?人間さま!?」 足の力がどんどん抜けていった。
レシピ
ちょっと悲しいお話。 君が死んでから自分で料理するようになったんだ。さすがに食べ物を食べなくちゃ生きていけないから。君に会えるなら死んでもいいかなって思うこともあったけど。料理は先ずはたまご料理から始めて、今は結構色んなレパートリーがあるよ。例えば、オムライス、目玉焼き、スクランブルエッグに玉子焼き。最近覚えたのはカルボナーラ。それから、君が好きだったトマトソースをたっぷりかけたハンバーグ。 笑っちゃうだろう?君が死んでから僕は君の好きなものを作れるようになったんだ。君がいた頃は君は僕の好きなものを沢山作ってくれたのに。ハンバーグを作っているとどんなに甘く作ってもしょっぱくなるんだ。トマトソースは酸っぱくて味がないよ。 君はあんなに美味しいハンバーグを僕に作ってくれたのに僕は君に何をあげられたかな。 今は大好物のトマトソースたっぷりのハンバーグが一番嫌いな食べ物だよ。
てぃーんえんじゃあ
ノーマルからバラ、ユリ全部揃えた小説が書きたいなあ、と。 「ねえ、いつも男子からのラブレター持ってきてくれるけどさあ、あんたはどうなの?みさきちゃん?」
「え、えと、ゆい、ちゃん?」
「アタシの事、好きなんでしょう?」
「え、え、」
「アタシは好きよう。みさきちゃんのこーと。」
「…ゆいちゃん…のこと…」
「おい!何やってるんだ、高橋!!」
「…チェ、風間の野郎が来ちゃった。またね、みさきちゃん。」
「…私、ゆいちゃんのこと…」
「大丈夫か?田中?」
「…あ、風間くん。…大丈夫よ、ゆいちゃんとお話してただけ。じゃあ、また明日。」
「あ、ああ。」
もしかしてそっち系?
とんだ店ですね、この店は。 何となく気になって聞いてみた。 「なあ、中西ってそっち系?」 「…は?」 「いや、そっち系なのかなって思って。」 「そっち系ってどっち系だよ。」 「んーと、ゲイ?」 「意味分からん。っつか、あり得ねぇから。冗談でもそういうのやめろ。」 「…この前さあ、店長と」 「…あれは、違うから。そう言うんじゃない。」 「でも店長そっちだって村上ちゃん言ってたよ」 「俺はちげぇ。やめろ、あんなハゲと。」 「…あー、そー。」 「…おー。っていうか、そう言うこと言ってるお前こそそっち系なんじゃねえの?ほら、そういうのって分かるって言うし」 「だったら?」 「…は…?」 「だから、俺、中西に聞いたんだけど。ちがかったならいいんだ、別に」 「まじ?」 「ちなみに村上ちゃんの嘘」 「…てめえ」 「ははは。今日空いてる?」 「空いてねぇよばーか」
キスをした
男同士ってどうなんだろうと考えた結果やっぱりこうなった。最近はただ萌えるBLじゃなくて男同士というのを強調したものを書きたい。男女ではないものを表したい。 キスをした。好きな奴と。 「…ごめん」 「なんで」 「ごめん」 今にも泣きそうな顔をしているあいつを見ているとじわじわと後悔だけが俺を襲ってくる。 なんで、お前なんだろうな。 「謝るだけじゃ、わかんねーよ。」 「…ごめん」 ごし、と自分の口を袖で拭うあいつの仕草がずきんと胸に突き刺さった。 普通は、そうだよな。普通は男同士でキスなんかしない。まして恋愛感情なんかは持たない。俺は普通じゃないんだ。幼なじみのあいつに恋愛感情を持っていて、キスをした。俺は、最低なやつだ。変態だ。 「謝んなって、言ってんの」 俺達以外誰もいない廊下にあいつの怒鳴り声が響く。 「もう…もうお前には話しかけないし、近づかねえから。安心しろ。」 「はあ?!俺が、言いたいのはそう言うことじゃなくて」 「ごめん、ごめんな。ほんと、ごめん。キモいよな。男が男を好きなんて、まじ、笑えねぇよな。」 「…たか、」 越えちゃ行けないって分かってた。踏み込んじゃ行けないって。アイツとはずっと親友でいようと。男同士の俺らはそれが限界なんだって知っていたのに。 壁にもたれかかっているアイツに背を向ける。遠くから部活をやっている生徒の声が聞こえてきた。 ごめんな 「…好きだ、明宏」 お前を好きになって。
わがまま
ヤンキーばかワンコ×わがままニャンコ。 彼シャツに憧れるお年頃。 「なあ、いい加減トレーナー返してくんねえの?」 「むり」
ユウキはそういうと俺のトレーナーのフードを被りながらベッドの上でゴロゴロ転がる。俺は頭を抱えながらベッドの端に腰かけた。ごろりとユウキが隣に寝転がる。フードの隙間から見える大きな猫目が俺を見つめていた。
「さみいんだけど」
何も着ていない上半身がぶるりと震える。ユウキの服でも着てやろうと思ったがサイズが合わなくて破って弁償なんて言われたら元も子もないので諦めたのはつい先ほどのことだ。
「カズキは風邪引かないからだいじょぶ」 「そーいう問題じゃねえだろよ。」
はあ、と溜め息をつく。 ユウキは一回りもあるフードで完全に顔を隠してしまっていた。こうなったらもう何を言っても無駄だ。少しでも暖かくなろうとベッドに横になる。左側を向けば黄色いフードがふんふんと音をたてている。
「なにやってんの。」 「カズキのにおいする。」 「そりゃ、その服俺のだからな。」 「…すき」
ぽつりとフードが呟く。 突然のことで一瞬驚くがすぐに俺はぷはっと吹き出してしまった。 なんじゃそりゃ。
「犬みてえな」 「…うっさい」 「ユーキ犬」 「カズキの方が犬みたいだよ。すぐ尻尾ふる所とか。」 「あー?」
ユウキはしばらくふんふん言っていた。そんなに俺のにおいすきなのか。
「あのさ、ユーキ」 「却下」 「…。俺がその服着てユーキのこと抱きしめたらもっと俺のにおい嗅げんじゃね?」
一瞬、ふんふんが止まった。ぱさりとユーキがフードの中から顔を出す。
「抱き締める。だけ。」 「………お前、めっちゃわがまま。」 「うっさい。」
仕方無くぎゅう、と抱きしめる。肌で直に感じるユウキは思った以上に温くていいにおいがした。 あー、すき。
「へっくし…あー、やっぱり服返せ」 「むり」
ペンギン父子
ペンギンはお父さんが子育てをすると聞いて。 父「あ、ペン山さん。こんにちは。」
山「どーもどーもペン島さんちのお父さん。今日は良い天気ですねー。」
父「そうですねえ。日向ぼっこが気持ちが良いですね。」
山「あ、そう言えば、ペン森さん家の奥さん、狩りの途中で怪我しちゃったらしいですよ。」
父「えーっそうなんですか?それは大変ですね」
山「うちの家内にも気を付けてもらわなきゃ。」
父「妻が唯一狩りができるペンギンですからねえ。」
子「おとーちゃーんあっちいこーよ 」
父「こら、ペン太文句いうんじゃありません。」
山「元気があるのは良いことですよ。」
男「とーちゃんおれもあっちいきたいぜー」
山「こらこらペン男」
父「子育ても大変ですけどねえ」
山「どっちもどっちな!」
父・山「ははははは」
子「おとーちゃーんひなたぼっこー!」
男「とーちゃん!」
むこがねっ!
会長×無口 会「むーくーちーいっ!無口無口!無口ー!」 無「…うわ。ば会長。」 会「今日もかわいいね!無口は!」 無「あなたが生徒会長でこの学校が心配です。」 会「無口が心配してくれた!嬉しい!嬉しすぎてもっとイケメンになっちゃうかも俺!」 無「…さすがば会長」 会「チャーミングなあだなだね!無口みたいにかわいい!」 会「かわいいよ、本当にかわいいよ無口。イケメンな俺に釣り合うかわいさだ。マジでかわいい。抱きしめたい!そう、抱きしめたい!抱きしめて良い?」 副「んー…ば会長に抱きしめられるのはかなり、いや、かなあ。」 会「うわっ副会長?!なんだお前っ。なんでここにいんの?!無口は?!」 副「無口くんは帰ったよお。っていうか、逃がしたあ?」 会「お前マジ許さん。会長の名にかけて。」
むこがねっ!
先生×無口 先「無口、ちょっとこっち来い。」 無「?」 先「はいはい、こっちこっち。…あー、やっぱり無口は抱き心地いいわー。」 無「やめてください。」 先「あと10秒」 無「じゅーきゅーはーちなーな」 先「早いって」 無「ろくごよんさんにいち」 先「すいませーん追加でー」 無「そんなサービスないです」 先「常連には特別だろー?」 無「……………今回だけですよ」 先「ぎゅー」
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