character





イオナ・ケライト


17歳

鉄華団の炊事係

普段は大きなキャスケットを被りその中に髪をしまっているのでショートに見えるがおろせば腰まである長い髪を持っている

ユージンにちんちくりん呼ばわりされたりいつまでも子供扱いされるのが癪で、もっと身長が欲しいと思っている

元々は兄が鉄華団入団の際にハバの雑貨屋で面倒をみてもらっていた(※1)が、鉄華団発足時にアトラと一緒に雑貨屋をやめて(※2)鉄華団の炊事係に志願

両親を早くに亡くし、兄と一緒に家を出てきてから街で三日月たちと出会う

小さい頃から配達に来る度に兄と面会しているため元参番組のメンバーとは顔見知り

初対面の相手や年上には敬語を使って接するが鉄華団のメンバーで敬語を使うのはデクスター、メリビット、ラフタ、アジー、エーコに対してだけ

就学経験はないが雑貨屋で教えてもらったので文字の読み書き、計算等はできる

お兄ちゃんっ子

お兄ちゃんには絶対に幸せになってもらわないと困る思考のブラコンでいつも兄にいい人がいないかと案じている

鉄華団の団員は皆家族のように思っているが、他のメンバーより付き合いの長い三日月、オルガや兄と仲が良かったユージン、シノは特に大切に思っている

自己評価がとても低く自分が嫌い。これはイオナを産んだ際に母親が亡くなったこと、父親から虐待を受けていたことが大きな原因で、そんな自分をいつも優先して自分の事をを後回しにしてしまう兄に対して申し訳ないと思っている


(※1)本来なら、施設に入れれば良かったが、兄の入団時の時点では金銭面の問題で不可能だったため「二人で施設に入るため、生活していくためのお金を稼ぐ」ということで雑貨屋で働かせてもらっていたが、兄の給料を自分に使わせるのが申し訳ないから、とイオナの方からハバに頼んでずっと雇ってもらうことに

(※2)アトラから誘われる。誘われた時は店への迷惑などを考えて断るがハバが兄を想うイオナの事を気遣って「たまにはわがままの一つくらいいいんだよ」と、アトラと一緒に行くことを勧めてくれて、その厚意に甘えイオナも鉄華団に行くことを決める



ネフリー・ケライト


CGS年長組と同じくらいの年齢

元CGS参番組所属

物腰が柔らかくいつもにこにこしていて取っつきやすい性格で揉め事はあまり好きではないため仲裁役や火種回収役に回ることが多い

すっと妹の面倒をみていたためか根っからの兄貴気質で年下の扱いがうまい。年下は甘やかしたいタイプで年少組や、新兵たちに対して甘やかす事が多くたまにシノから「甘すぎる」とお叱りを受ける

年下、年上関わらず基本的に他人に優しく自分に厳しいタイプでCGS時代はよく他の仲間を庇って代わりに殴られるような事も躊躇いなくしていた

基本的には普段から優しく自ら争い事を起こさず大抵の事は我慢する性格である反面思い入れのない人間は情け容赦なく殺す無慈悲な面も持ち合わせている

ユージン、シノとはCGS時代から仲が良く一緒にいることが多い

↑上記の二人とばかりいて女っ気がないと妹に心配される今日この頃

妹が世界一大事で、生き甲斐。幸せになって欲しい。その想いが強すぎてたまに余計なお世話をやきすぎることも

自分は妹を幸せにするために生きていると思っている節があり、物欲、出世欲がないので何でも妹を優先してしまう

死んだ母親との最後の約束が妹を守れる立派な兄になることで、彼の動力源はいつもその約束を果たすため

酷い性格だった親父がコンプレックスで同じ血の流れている自分も嫌い。

幼い頃に父親を自分の手で殺し、逃げるように金と食料だけ持ち、イオナを連れて家を飛び出した

上記の事はイオナには黙っており(父親が死んだことのみ伝えた)少なからずその事に対して罪悪感を感じている

昔は自分と自分に流れる親父と同じ血に対しての嫌悪感が強く、一人でも逞しく生き、日々成長しているイオナを見て「イオナももう大丈夫、なら俺は死んでもいいや」と思うような事があったがその事と昔の事を話した際にユージンと大喧嘩し、その後彼に説得され考えを改めるように


prev
next

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -