ぐっどもーにん【ジェトニ】
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「うー…今日も寒いねぇ……」
「でも暑いより寒い方がいいじゃないか」
「えーあったかい方がいいよお」
「それは君が寒がりだからだろ?僕は逆に暑がりだから」
「そっかぁ。でもあったかいほうがいいかな」
「ふうん。さあほら起きて。朝ご飯無くなっちゃうよ」
「うー…それは嫌かも」
「うん。じゃあ何で起きようとしないの」
「だってぇ、寒いんだもーん」
「君ねぇ………」
「ねージェフー起こして」
「もう起こしてるよ」
「そうじゃなくて!…ほら、目覚めるっていったら、ね?」
「僕には何のことかさっぱりだな」
「えー!ジェフひっどーい!僕のおとこ心を踏みにじるなんて…。ジェフの馬鹿!鬼!人でなし!メガネ!発明家!」
「最後2つは貶してるの?」
「うん。そのつもり。」
「………」
「あーなんだよその目!ねぇジェフメガネかけてない方がやっぱかっこいいよ」
「じゃあ外そうか?」
「………やっぱりかけてて。でも僕の前では外して」
「なんだそれ。ほら、いいかげんに起きて!」
「やー!何するんだよ!止めてよ!」
「うるさい。君がいつまでもだだこねてるのがいけないんだろう?」
「だぁってぇ………寒い。」
「着がえればあったかいよ」
「それまでが寒い」
「………わかった。もう起こさないよ。ずっと寝てれば。」
「わー!わー!ごめんジェフ!怒らないで!僕が悪かったよお!」
「………じゃあ早く着替えて」
「うん!………ねぇジェフ?」
「何」
「好きだよ」
「………早く着替えろってば!」
「あー照れてる?もしかして照れてるぅ?」
「うるさいな、今ポケットにペンシルロケット入ってるんだけど」
「ごめんなさいすみませんでした」
「わかればよろしい」



「僕も好き」



「えー?なんか言った?」
「あと五秒!」
「あー!?待って待ってぇ!!」


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