| ∴20.08.02（Sun）11:50 凛果様へ。 返事は不要とのことでしたが、お気持ちが嬉しくお返事させてください。 メールありがとうございました！ まず初めに『染メ語リ』を読んでいただきましてありがとうございます。文章のことだけでなく各篇の細やかな感想までいただき、思わず画面の前で瞳が潤みました。出先で見てはいけなかったですね。家でじっくり読んでまた泣いてます。 物語を書いている身として読者様の反応はやはり気になるもので、こうしてお言葉をいただけるのは大変嬉しく、しかも物語の世界観やうちの子を好ましく思ってくださっているなんて二重三重の喜びです。心が舞い踊っています。 うちの子――依織は『感情表現が苦手な子』ですので夢サイトを見に来てくれている読者様に『感情表情が苦手な子』がお相手で受け入れてもらえるだろうかと不安に思っていましたが、孫のような気持ちで見守っていただけているという言葉がキャラクターの一人として受け入れてもらえているとわかり本当に嬉しかったです。他にもオリキャラの征隆や大爺様も愛着を持ってくださっていることに嬉しさが止まりません。依織も征隆も大爺様も、もちろん他に出てくる登場人物全員、我が子のように思っている身としてキャラクターを愛されてもらえて嬉しいです。 濃厚な二時間ドラマのようだなんて何と勿体ないお言葉……！ 『綾糸結び』はどちらかといえば、白哉様との恋愛夢というよりは依織や『綾糸結び』という世界の人生を書いている気持ちでいますのでこれまた受け入れてもらえるだろうか……と書きながら不安に思っていましたのでただただ嬉しいです。語彙が少なくてすみません……嬉し過ぎると嬉しいとしか言葉が出てこないものですね。もっと語彙力が欲しい。 こちらこそ幸せな気持ちをありがとうございました。因縁篇は凛果様のおしゃった通りミステリー要素を入れつつ、染メ語リの最終篇となっています。雰囲気ミステリー要素ではありますが、完結までの道を最後まで走りたいと思います。 メールありがとうございました。凛果様もどうかご自愛くださいませ。 またのお越しをお待ちしております。 back |