はじめ幕末京都出口日記

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lastup(2021/03/25)
歴史の奥の深さ
2012/06/23


真面目に語ってしまうと。
当たり前だけど、歴史って奥が深い…。
本当にそう思います。

誰を視点に置いて世界を見たか、で360度も世界観が変わってくるんですよね。新撰組の視点から入って、幕末と新撰組を好きになった人は、倒幕派である長州や薩摩、土佐は敵だと認識で見てしまうけど。

逆に坂本龍馬さんなどを知って入って長州や薩摩、土佐の視点から見ると…新撰組や幕府はとんでもない壁で敵と認識になる。
新撰組があまり好みではないという人と倒幕側が好みではないという人がいるのは、きっとこういうことじゃないかなってふと思ったことがあります。
でも、おかしいかな。

現代ではどちらも敵であり味方であり、ヒーローなんですよね…。あらゆる媒体で、新撰組も坂本龍馬さんもヒーローだと紹介されている。

ヒーローだとか悪役だとか、きっとそういうものじゃなかったのかなって…。
それぞれに守りたかったものがあって、それぞれに忠義や背負うものがあって、ただ真っ直ぐな時代だったのかな…。

10年ほど前に新撰組に出会って、新撰組の視点から入った私ですが。でも同時に坂本龍馬さんも好きでした。だけど、特に倒幕とか長州や薩摩を意識することなく…きっと知識としてあまりなかったのも頷けるんですけど。

龍馬伝で、がらりと変わっちゃった。

龍馬伝ではもちろん、新撰組が敵として描かれており、悪として描かれている。

当たり前なんですけど、カルチャーショックがそこに起きまして。あぁこれが歴史なんだ、って。倒幕派から見た歴史、倒幕派から見た世界、視点なんだなって。逆の立場になって世界を見るってこういうことなのか、って…恥ずかしながら…

視点を変えたら、360度も違う世界も見えると大きいカルチャーショックになりました。

奥が深いんだなぁ…とそこで捉え方が一つ変われたきっかけでした。
坂本龍馬さん、敵味方なんて意識はなく好きだったけど、知った今は別の意味で敵味方関係なく大好きです。

なんて言葉に表したらいいかわかんないけど、深いところがたまりません。
引っくるめて幕末が好き。
その龍馬伝も、飛び飛びにしか見れなかったんだけど…。今となってはしっかり見ておけばよかったと後悔は計り知れない…。主には土佐の、だけど…薩摩・長州・土佐の視点で世界を幕末史を見るチャンスだったんですよね。泣きそうよ、もう。もちろん最終回はバッチリみたんだけど。多少脚色がある大河ドラマでも、漫画や小説でも。

とっても大事です、普通なら小難しいからって深く知ろうとしないところを。そのきっかけを入口を作ってくれるというのは嬉しいです。身近に感じるにはその世界に入り込めるなにかが、必要なんですよね。なんでも、そうなんでしょうけど。

あーなんで私龍馬伝全部見なかったんだ、見たかったです!今はまずゲームではあるけど、長州・薩摩・土佐の視点でちょびっとずつ見ています。

そこから疑問に思ったこととかは自分で資料取り出して、もっと幕末を深く知っていきたいなぁって。幕末をいろんな視点から垣間見て、こんな思いだったのかなあと想像するのもまた楽しいです。

この想いと一緒に。幕末史跡めぐりを、ちょびっとずつでもしていこうと思ってます。
ただこの想い、外に出したときに「ふぅん」で終わってしまうのは…ちょびっとさみしいなと思ったのがきっかけで。

こうやって場所を設けてみた次第です。
いつかどこかのオフ会に顔を出せたらと思ってる次第であります。こっそり。グ/ルッぽなのかS/N/Sを通じてかわからないけど。

今はまだチキンさが勝ってますのでいずれは!



幕末話や史跡巡り


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