ピピピッ♪♪〜〜〜


とアラームが部屋に鳴り響いていた。
時刻は朝の6時00分これくらいの時間に起きないと遅刻をする羽目になる。

『ン〜、煩いな!』

アラームを素早く止めてベッドから体をお越し素早く男子の制服に着替えた。


オレは事情があって男の格好をしている。


『(ハァ、今日から立海に通うんだな、マジで、めんどくさいな)』


朝ごはんのトーストとソーセージを食べ外に出た。
5月だから居心地いい風が肌に当たった。
外は雲が一つもない快晴だった。
―――――――――――
立海大付属中学

『此処が立海大付属中学か想ってたより広いゼ』
辺りを見渡した。立海の敷地内は校舎が沢山あって見られない者には広く見えるだろう。


『職員室は何処だ?』


トコトコと適当に校舎に入ったわいいが校舎に入って1分もしないのに迷子になった。
謙也や光が言ってたようにやっぱしオレって方向音痴なのか?

また、トコトコと歩いっていたら人を見つけた。
肌が茶色のハゲだった。


『おぃ、ソコのハゲ!職員室は何処だ』とハゲを強調して言ってやった。それなら自分の事だって分かる筈だろう。

「って俺かよ?」
とハゲが振り返った
そのリアクション面白すぎ。

『アンタ以外何処にもハゲはいない。で、職員室は何処だ?』
こいつに職員室の場所を聞いた。
フゥ、人がいてよかった。
もし、人がいなかったらこのまま学校の中を徘徊してたかも。

「お前、転校生か?なら一緒に行ってやる」
親切なハゲだな。
きっと、ハゲは色々と苦労してるんだな。そんな感じのオーラ出てるしさ。

『そのとおりオレは転校生だ。一緒に行ってくれるんだな恩に着るゼ、ハゲ!』
さっきから、ハゲハゲ連発しまくってるけど大丈夫だよね?つか、むしろ連発したい。


「ハゲじゃなくて、ジャッカルだ。お前の名前は?」
ハg、じゃなかった。ジャッカルが自分の名を名乗りオレに名前を聞いた。


『小野槇琉火だ!小野槇でいいゼ』



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