屋上


Hello♪


琉火2だゼ


只今オレ達立海R陣は、屋上で昼食を食べてます


ちなみに今日は、午前中で授業は、終わり

部活もないから


帰って『ら〇☆すた』と『CA〇A〇N』と『パン〇ラ』を見よう♪


えっ、何で今日は、午前中授業で、部活もないかって


それは、明日から三日間中間だからだYO


それに、赤也は、可哀想なことに三強と『楽しく・面白く・愉快にお勉強会』なんだってさ


助けてあげたいけどやっぱし、アニメやマンガを優先しなくては、いけないからな


「ねぇ、琉火2、君のアニメ観賞会に、水を指すようだけど、お前も『楽しく・面白く・愉快に勉強会』に参加するんだよ、ちなみにお前に、拒否権はないから」


と幸村が言った


つか、拒否権寄越せよ
オレは、帰ってアニメやマンガが見たいんだぁぁぁ!


『ヤダYO』


「ああ、忘れるとこだった、今なら漏れ無く、これが付いてくるよ」


『グハッ』


「「((何か血みたいな液体が出てきてるぃ/っス))」」


『恐れ入りました……、幸村様』

琉火2琉火敗退

あれは、絶対欲しい!!
死んでも欲しい!!



「先輩何かキャラが違うっス」
「そこは、あえてツッコムな」

と言う話を赤也と丸井がしていた


『さ〜て、赤也、今すぐ図書室に直行するゼ!』


赤也の首根っこを掴んで引っ張っていた


「ちょ、先輩その真っ赤な液体を拭いてから行きましょうよ」

えっ、真っ赤な液体!?
って何?もしかして、この血の事かな?


『真っ赤な液体って、この血の事?』



「ち、血だったんっスか?」



『そうだけど』



「なら、尚更それ拭き取ってくださいよ!」


『めんどk』

オレが、めんどくさいと言おうとしたが、何かにぶつかって言えなかった


てか、何にぶつかったの?


「うぅ、痛い……」

オレとぶつかった女の子は、尻餅をついたみたいだ

『大丈夫?てか、ごめんよ』


とオレは、女の子に手を差し出した「いえ、こちらこそすみません」

とオレの手を掴んで立ち上がった

その女の子は、茶髪のショートカットに丸眼鏡で…………あれ、こんな子確か四天宝寺にも居たよなぁ?



記憶が曖昧だから分からないけど名前さえ分かれば………



『君、名前何て言うの?』


「そいつの名は、伊集院夕闇だ」


夕闇が何でここに居るのかな?
しかも、何で柳が、こいつの事を知ってるのかな?データマンだからか


『はーい、柳蓮二に質問です』

「おまえが、何で俺が伊集院の事を知っているのかと聞く確率100%それは、委員会が同じだからだ」

さすが参謀だ!オレが今言おうとしたことを予測しやがった


『その通りだゼ、それと柳と夕闇って、何委員?』


「生徒会です」


「因みに俺が、書記で伊集院が、副会長だ」


『そうでござんしたか』


「それと、琉火中間が終わった二日後に委員会がありますからくれぐれも、逃げないでくださいよ!」


オレの名前もう知ってるみたいだ
しかも、呼び捨てじゃん


『ちょい、呼び捨ては、止めようよ、オレこれでも先輩だゼ』

「そうですね………、柳先輩これ新しい会長の扱い方についての資料と個人情報です」



あれ、今あの子新しい会長の扱い方についての資料と個人情報って言わなかった?


言ったよな、個人情報って何が書いてあるのかマジで、気になるんですけど


オレが女だとか色々書いてありそうだな、でも、柳にはもうオレが、女だってバレてそうだな


まあ、いいか



柳が資料と思われる茶色の封筒を夕闇から受け取った


『夕闇お前も図書室行かない?つか、行こうよ!色々相談に乗ってもらいたいし』


「琉火2先輩って悩みとかあるんっスか?」


『あるに決まってんだろ!!』

「切原、悩みってもこの人の場合、ドッロドッロの恋愛関係に付いての相談何だよ」


『だ、だって仕方ないだろう、次から次えと告白してくる女共が、いけないんだ!オレは、悪くない!』


「ちゃんと断んない先輩もいけないんです!」


『し、仕方ないだろう、断るタイミングがないんだから』


「仕方ありません、今回だけですからね、相談に乗るのは!」

よかった、話がわかる後輩が居て


オレは、赤也と夕闇を連れて図書室に向かった


――――――――――

図書室


『じゃあ、赤也はこれをやっててテストに出てきそうな問題ばかりだからさ』

とオレは、赤也に問題集を渡した

「うぃっス」


『オレ達はあっちに居るからなんかあったら言って』


―――――――

伊集院夕闇SIDE

「先輩相談って何ですか?」



正直言うと先輩の相談は、何回も受けてるため珍しくもなかった


でも、琉火先輩が何で立海に居るのかが謎だった



『……実はねオレ四天宝寺で4月の終わり頃事件で記憶が曖昧になってしまったんだ』

記憶が曖昧……



「でも、何で立海に居るんですか?」



『それは、あそこにいるといつか自分の存在を自分自身で否定してしまうから、だから逃げてしまったんだここに』



「いいんじゃないですか、そういうのも、自分の存在を護るためなら……私はいいと思いますよ」


こう言わなきゃダメな気がしたから私は、こう言った


琉火先輩の背中を押してあげないと先輩は前にいけない気がする



『でも、私……一番忘れてはいけない記憶を…気持ちを忘れてしまった…』

琉火先輩は、今にも泣きそうな声で顔を伏せていた


「記憶ならゆっくり思い出せばいいんですよ、だから今は自分の存在を否定しないで」


『うん…そうだね』

伊集院夕闇SIDE終了
―――――――


オレは、夕闇に今までの事を全て話して少し楽になった気がした


夕闇に話終わってからオレは、ずっと本を漁っていた


赤也は、夕闇に任したから多分平気だろう

にしても、ここは四天と比べたら本の数が凄いな


オレが今読んでる本は、『ダ〇ン・シ〇ンZ〜黄昏のハン〇ー〜』を読んでる


にしても三強はまだかよ、ちょいと、遅くね?

まあ、別にどうだっていいや
オレは、ゆっくり本を読んでよ
あっ、ここなら美術関係の本がありそうだな!


探してこよ

オレは、美術関係の本がある本棚に行って、ピカソの画集を見付けた







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