ピッピッピッピッ♪


あぁ、うっさー



今日は、日曜日なのに何で目覚ましが鳴ってんだ!



バァンーーー


ん何の音だ!?



「起きる時間やで小野槇ー琉火ちゃん」



この変態ボイスは、あいつか!


でも、なんで家に居るんだよ!?


「愛しとるで、璃琥」



なんか耳が変な感じする……何なんだ一体?

しかも、愛しとるでって聞こえたような気が、ん、愛しとるで…


『ひゃー(∋_∈)、変態ヤロー今オレの耳元でなに言いやがった!』



「愛しとるでっていたんや、どうや、俺の気持ちは伝わったねん」


オレは、ベッドの横にある木刀を撮って



『ゆ・う・しくたばれ!!二度とそんなこと言うんじゃねぇぇ!!!』


と言ってから構えた



バッコッ―――――――

ボッキ――――――――

ドッカ――――――――



「ギャャャャャャャァ―――!!」


倒れた

あぁ、殺りすぎたや!!


まぁ、いいか所詮は侑士だし


横浜駅――――

『あぁ、いたいた』



「どこやねん?」


ちなみに、あれから侑士は、回復して
現に生きてるゼ


こいつのファンの子達心配しなくても平気だゼ


本当に何でこんなにしぶといんだろう


さっさと、苦たばれよ侑士!



青学の名物を飲んだらどうなんだ?

それとも、毒草の方が効くかな今度やってみよ!



《毒草は犯罪になるから絶対ダメだよ》



あれ?どこからか幻聴が聴こえてきた!
これで二回目じゃん
オレもう精神的にダメかも………それよりも、これはなんなんだ?


「謙也久しぶりやねん」


「侑士やないか」



あーぁ、忍足'Sの再会シーンがオレの目の前で行われてる


にしても、何で余計なオマケまでついてくるんだ!
まぁ、金ちゃんは、良いとしてなぜ財前が居るんだよ!



「先輩久しぶりやッスわ、ところで、先輩また男装してるんッスか?」



『あぁ、そうだゼ!それと、オレの今の名前は小野槇琉火って名乗ってる(ニコッ)』




とオレが言い終わると急に金ちゃんが抱き着いてきた
しかも、財前が微妙に紅くなっていた


「なぁなぁ、琉火たこ焼き食べたいん!」

ありゃりゃ、金ちゃんの駄々コネが始まったゼ


こうなるとどうしょうもないからなしかも、今日は金ちゃんの駄々コネを止められる蔵太朗(蔵ノ介)が居ないからな



『財前どうにかしてくれない…』



とオレは、財前にSOSを求めたが

「無理ッスわ」
財前がどうでも良さそうな顔で言ってきたや!



ガーン( ̄▽ ̄;)ならこういう時は、たこ焼きを買っちゃえ!


『いいよ、買ってあげるその代わり静かにしてないと買わないゼ』



こうやって脅しを入れとかないとオレの身が持たないや



金ちゃんも大人しくなったし、まぁ、これでいいか!



「先輩オレもぜんざいが食べたいッスわ」


あぁ、財前もぜんざいが食べたいて、言ってるや

オレもお腹が空いたしお昼でも食べようかな



『おぃ、忍足'Sお昼食べに行くぞ!』



「もう、そないな時間や」


「久しぶりやないか、璃琥」
と謙也が頭を撫でながら言った
なんかバカにされてるみたいな感じがするんだけど気のせいか?
でも、安心するな

『謙也一つ聞いてもいいかな?』




「いいけど何や?」



『蔵太朗(蔵ノ介)や千歳さんと浮気とかしてないよね?もししてたらどうなるか分かってるよね……』


とオレが謙也に言ったら、直ぐに目を反らした



「小野槇先輩、謙也先輩ここ最近ずっと部長にひついていしたわ」
と財前がポロリッと謙也の事を暴露したや


「あ、財前何言っとるん、璃琥も今すぐそのトンファをしまえや」



『餌ずけされたわね!あれほど蔵太朗(蔵ノ介)には、気をつけなさいて言ったのに!!』



『謙也のヘタレスピードスターが、あれほどオレ以外の人には近寄るなって言ったのにっ!!』


オレは、知らず知らずに思った言葉を全部謙也に言った






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