氷帝

ふぅ、ここが氷帝だな


こちらには、かわいい子居るかな?


あぁ、楽しみだゼ

―――――――――
テニスコート

『うわぁー、めちゃくちゃ広いじゃん、オレ立海じゃなくて氷帝にすればよかったかも……』


でも、幸村に面と向かってそう言ったら殺されそうだな


《おい、それはダメだろ!》



アレレ、天から声が聞こえるのオレの気のせいか?



まぁ、いいや



『変態ロリコンメガネ野郎!!出て来やがれ!!』



とオレが大きな声で言った


侑士Side


何や、何処からか俺を呼ぶ声が聞こえるで



『オレの視界から…消えろ!!』


この、聞いたことがある声は…………
ドッカ

『忍足侑士撃ち取ったり』

璃琥ちゃん俺が死んだと思ってへんか?


そないしてもさっきのキックは、威力が増してたやねん


あんなのを喰らって平気な俺もすごいやん


『チッ、しぶといヤツめ生きてたか…それとオレの今の名前は小野槇琉火だ』


こいついま俺が起き上がったら舌打ちしはったわ

相変わらず昔とちっとも[性格]だけは、代わってないやん
でも、あまり昔のことを喋らない方がいいやねん


「で、何しに来たんや?」



『かわいい子を探しに来た!』


なんや、こいつまともな事考えてないやん


よく謙也もこんな奴と一緒に居られるな

いやでも、謙也がいたから璃琥も精神(メンタル)が壊れずにすんだやな


『かわいい子発見!』


と言って小野槇は
、走っていった


璃琥いや小野槇が走っていった方向に日吉が居た



日吉哀れやな、あいつの魔の手に掛かれば日吉も………



小野槇が日吉に近づいておもいっきり抱き着いた



『ねぇねぇ、君名前は?』


あぁ、日吉の眉間にシワがよってきたや



どうやら、日吉は、機嫌が悪いみたいやな



危ないのは、日吉じゃなくて小野槇かもしれへん



小野槇Side



「離してもらえますか?」


この子、アレだツンツンデレじゃん

デレがみたいな、デレが

『名前を教えてくれたらいいゼ』



「日吉若です」


ヘーェ、日吉って言うんだ
日吉君から名前を教えてもらったから名残惜しいけど、離れた

『オレは、小野槇琉火だよろしく!』



「一つ聞いてもいいですか、貴方何しに来たんですか?」



『遊びに来ただけだゼ!』



「おぃ、日吉その女はは誰だ?」


なんか偉そうなのが割り込んできたよ


これじゃあ、日吉君を独り占めできないじゃん



しかも、女だってことがばれたぁぁァ!!


『何で私が女だってことが分かったんだよ!』



「俺様の眼力は誤魔化せないぜ!」



何なんだよこの偉そうなヤローは、トンファで打ち飲めそうかな



「跡部こんなとこに居たんか!」



変態ロリコンメガネ野郎が来やがった



「おぃ、忍足こいつは誰なんだ?」



「立海大付属中学三年テニス部レギュラー小野槇琉火や」



「イヤそうじゃなくて、本名だ!」



『バレちゃったから仕方ないわ白石璃琥よ!璃琥でいいわ!よろしく♪(天使の微笑み)』



あれ、日吉君がすこし驚いてるしかも何故か顔が真っ赤だ
あっ、俺様もだ!
侑士は、………


「////俺様は、跡部景吾だお前は、気に入ったから特別に景吾って言わせてやる!」



『ああ、跡部景吾かぁ』



「何だ俺様を知ってるのか、璃琥?」



「手塚から聞いたのよ」


「手塚か………」



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