オレは仁王に強引に日陰につれてかれた


お前は、どんだけ日陰がいいんだよ!


『あれ、オレが小5の時、テニスの試合に出たとき。オレは、ついに準決勝までいったけど。準決勝の試合の相手が幸村だった幸村との試合は、物凄く長く感じた。4―3でオレがリードしていたけど結局は、4―6で負けてしまったのさ。終わった時握手をするときにさ、ヤツの背後から黒いオーラが見えたんだよ!はっきり言うと有り得ねぇ思ったからと何かいも見返したんだけどよ。やっぱしヤツの背後から黒いオーラが見えてしまうんだよ!何かそのせいで色々考え事していたら
オレが負けていた!』

とオレは、長々と過去の事を語った。
ちなみにこれは作り話。
まあ、仁王なんかに本当の事を言うわけないだろ!
それに、幸村との思いでは心の中にしまっておこうと決めたんだ。
あの頃のオレの思いは全部偽りなんだ。


「幸村は、凄いのぅ」
仁王はこの話が嘘とも知らずに幸村の事を感心していた。


『まぁ確かにヤツの存在感がスゴいのは認めるゼ!だけど、普通小6の健気で純粋で穢れが一つもない小6の少年が黒いオーラを出すか?普通なら出さないだろ』

オレは、ぶっちゃっけ本当の事を言った。

「確かに、普通なら出さないナリ」


『だろ』


「だが幸村はその黒いオーラとその存在感があるからこそ俺達常勝立海大を纏めることができるぜよ」



『………そうかもな………』



オレと仁王が話している間にS3の赤也の試合が終っていた



のこるは、明日の決勝戦のみだ

2009年6月2日



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