『手塚がどうかしたの?』
「小野槇は、知らんのか?」
『何をだよ!』
「手塚国光は、中学テニス界で最強と言われてるん!」
手塚って中学生なんだぁ
オレずっと高校生だと思ってたや
だとしたら、真田が中学生だと言う理由が付くか
『あれ、だったら幸村や真田はどうなのさぁ?』
気になるんだけど物凄く中学テニス界でこんなにも強い奴が居るとは思いもしなかったゼ
「それは、分からんなでも確か真田と幸村だったら幸村が強いと思うで!」
へぇー、そうなんだ幸村精市と蔵太朗(蔵ノ介)だったらどちらが強いのかなぁ?
まぁ、どっちにしろやってみたら分かるかな
『にしても関東は強者揃いだね!』
「お前は、強いのか?」
『さあ、どうだろうね』
「璃琥さん、下剋上です」
えっ、今日吉君の口から下剋上って聞こえたのは気のせいかな?
『ねぇ、日吉君今もしかして下剋上って言った?』
「言いましたけど、それがどうかしましたか?」
『ふーん、ならオレに下剋上してみろよ!オレは負けたりしない!』
「いいですよ、なら勝負です!」
「おぃ、日吉勝手に試合をやるのは、ダメだ!」
「小野槇も止したらどうや、年上なのに大人げないや」
『「黙れ変態&ナルシー!」』
とオレと日吉君が言った
『行くよ日吉君!』
「いいですよ、こっちは、準備万端です」
『「最初は、グーじゃんけんポン!」』
「(日吉の奴じゃんけんで下剋上したかったのか?)」
「(試合は、ダメだからじゃんけんとは、考えたな)」
『よっしゃ、勝ったぁ〜!』
このオレに負けなんてないんだから!!
「………今回は、負けましたけど次は必ず貴方に下剋上してみせます!」
『うん、何時でも相手してあげるわ!』
気に入ったよ、ツンデレボーイ♪
やっぱし、関東はいいね!
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