ささやかな日常に潜む膨大なツイート


14.9.17 『登山に行って来ました』


 お久しぶりです。小学校の運動会が終わり、ようやく一息ついたところであります。
さて、ツイッターで少し書きましたが、立山登山に行って来ました。

なんでもこの辺りでは昔、子供が立山を登ったら一人前扱いだったとかなんとか。

最近歴女な娘と「元服の儀ってやつかね」とか言いながら、
超ノリ気になっている旦那と息子と共に登ることに。

普段なら運動音痴な私はその手のことにはついて行かないのですが、
何を血迷ったのか、その日は行ってみようという気持ちになりました。

ちなみに、立山は立山連峰に位置する山で、雄山(おやま、標高3,003 m)、大汝山(おおなんじやま、標高3,015 m)、富士ノ折立(ふじのおりたて、標高2,999 m)の3つの峰の総称であります(by Wikipedia)

今回登ったのはその内の雄山。
それにしても3000メートル級なわけです。

標高2,450 mの室堂まではケーブルカーやバスを使って行き、そこからが本格的な登山。
とりあえずついた途端寒さで着こみまくる私。

そして歩き始めるわけです。

まずはみくりが池を見る。


そして一応登山道らしき道を、何度も休憩しながら一ノ越というところまで進みます。
歩いていると暑くなってくるので、着込んだ服も脱ぎ、
途中すれ違う人と挨拶したり、
「来た時よりも美しく」をモットーにゴミも拾ってみたりして。

そう。この辺りまでは真っ当に思考が働いていたのです。

ようやくついた一ノ越。
一応山荘っぽいものがあります。

ここまでで既に息もゼイゼイな私。
向かう先を見て途方にくれる。


なにこれ、なにこれ。
崖登りじゃん!

とか思いつつ、子供も頑張っているのに親が先にくじけるわけにはイカン……。

頑張りました。
死ぬかも、と思いながら登りました。

そしてなんとか到着。
所要時間は3時間くらいなのかな。
時計見る余裕もなかったですが。
ちょうど山頂で昼ってくらいにつきました。

富士山も微かに見えるくらいの高さ。
爽快感はありました。

写真じゃあまり伝わらないかもです。




こんな感じ。

そして山頂には神社があるのでお参りしてきました。

あー達成感。と思ったけれど。

登ったからには下りなきゃいけないのですよね。

これがまた大変。
岩のゴツゴツしたところをそろそろと進んでいくと上りとは違う筋肉を使うらしく
膝が大笑いな感じでした。

そして途中から頭痛がしはじめた私は、最後の方はヘロヘロになりながら何とか戻ってきました。

『ショコラ』で庄司くんという山好きな男描いたことがあり、何気に今回の体験でこいつを軸に山の話をかけるかもしれんとかいう思惑もありましたが。

無理。

つか、山好きな人って
(山頂での爽快感)>(山を上り下りする苦痛)
なんでしょうが、
私にとってはこの不等号は逆向きだということが分かりました。


子供たちにとって良い経験になったならばそれでいいのですが。
今日になっても筋肉痛に苦しむ私にとっては、
きっとこれが最初で最後の登山になるでしょう……(←弱)
















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