【運命の話】※本編ネタバレあり




運命さえもー変えーてみせーる

本編に加え、まさかのゲーム「遙かなる時空の中で3」「遙かなる時空の中で4」のネタバレがあります興味あるのに未プレイの方はバックバック!!







「遙か」シリーズというのは、chuchuがFF\の前にはまってたジャンルです。タイムトリップものなのですが、3は平安(源平争乱)、4は古代(卑弥呼くらい)に飛ばされます。主人公は現代女子高生。どちらも周回型前提のゲームシステムです。

chuchuはハマるととことん極める人間なので、遙かから色んな知識や考えを得ました。
魔法に関する(?)思想の半分位が陰陽道から来てる気がするのも、かつて1にはまった時に陰陽師のキャラクターに萌えたことが大きな要因です。

で、本題なのですが。本格的にネタバレしますよー!

3には<運命上書き>というシステムがあります。これは主人公である望美ちゃんが<白龍の逆鱗>を手に入れることで時空を越える力を得て、過去のある地点に戻って「やり直す」ことが出来るようになるからです。
実は3は[一周目](最初から一応のEDに辿り着くまで)は必ずbadEDになります。平たく言えば戦に敗けて、敵方についた人を除いてみんな死んじゃう。
みんないなくなって望美ちゃんも窮地に陥った時、一緒にいた白龍(人型)が「これで貴方だけは逃げて」と言って逆鱗をくれます。それで望美ちゃんは時空を超え助かるんですが…ここで諦めないのが主人公。
「みんなが助かる運命があるはず」と、過去に戻って歴史を変えようとするんです。実際いろんなこと(未来(さき)を知らなければ気付かなかったこととか)をすることで、trueEDもラブラブEDも迎えられます。ようは最初のbadEDは物語上の通過点であって、EDではないというか…。

で、それって「上書き」とか「やり直す」とかって表現されることが多いんですが…どうにも完全に上書いてはないらしいんです。分岐させて、その一つを辿ってるだけで他の運命が消えたわけじゃない。
この思想は4にもあって、4に時空超えは(原則)ないんですが、物語をやり込むと超壮大な仕掛けの元に何度も同じことを繰り返していたことがわかる。その度に歴史は少しずつ変わっているんです。誰オチか変わったり。(そこ?)
んで、その歴史はある書庫に置いてある「既定伝承」と書いてアカシャと読むものに記されてるんですが、誰かとラブラブEDを迎えたりすると、プレイヤーによる章選択によって過去に戻った時にアカシャが増えるんです。こんな運命もあったよみたいな感じに。

なんだってこんなことを長々長々と話したかと言いますと、私はそれらを平行世界(パラレルワールド)と捉えているからなんです。
望美ちゃんが何も知らなくてみんないなくなる世界と、望美ちゃんが頑張ってみんな生きてる世界は平行して存在している。やり直しても消えたわけじゃない。ifの話だと思うんです。「もし」あの時あれがああだったら…みたいな。

私はこの考えを夢小説にも当てはめてます。『「もし」あの世界にこんな子がいたら』…それが夢小説なんじゃないかなと。とりあえずうちのはそうです。
だから、夢主がいることで歴史は変わるっていうのが持論です。運命みたいに大きな話じゃなくても、些細なこととか。
特にうちの子はわかりやすく「力」が強いので、いっぱい変えました。変えさせました。例えばクレイラは消滅しなかったし、黒魔道士兵は減ったから第W章で(原作なら死んだはずの)ダンはトレノにいたし、イーファの暴走を夢主が止めたからジタンの帰りが早くなってEDの日付も早まった(ということにしている)し。
何より……ビビが生きてます。
でも夢主がいることで死ななかった人間もいっぱいいるけど、生まれなくなる人間もきっと沢山いる。


…──こんな話を、できれば本編中で表したかったんですけど……力不足でしたorz
いつか書けたらと思います(\_\;



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