□ 2011/12/24 02:02

ぬるま湯に浸かっているのだ。ぬくもりはあるがつめたい。その中で温かくも冷たくもない、文字通り温度というものを消失させた手が首筋を撫でる。それは無機質で穏やか。その手はただ眠りを促す。柔らかく、機械的に。スポイトで少しずつ液体を加えていく。満たされたビーカーは静かに波紋を見つめる。





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