大食い名無し・ピーマン嫌い桐生

【大食い名無し】

「……」
名無しは、かなりの大食い。
桐生もかなり食べるが、名無しは、それ以上に凄い。今何軒目だろうか。
桐生の腹はもう限界で食べていないが、名無しは、普通にぱくぱくと食べていた。
「美味しいね〜」
幸せそうに食べてる名無しを見ると、何も言えない桐生だった。


【ピーマン嫌い桐生】

「(な、何かしたか?)」
誰でも嫌いな物はある。
桐生は、ピーマン嫌いなのだ。
今、目の前にピーマン炒め物がある。
「さぁ!食べよう」
「あ、あぁ」
名無しは、ピーマン炒め物を普通に食べてるが、桐生の箸はニンジンしかとってなかった。
それに気がついた名無し。
「あれ?桐生さん」
「な、なんだ」
「ピーマン嫌いだった?」
「……悪い」
「そうだったんだーごめんね!今別の物作るよ」
このとき桐生は、ピーマン嫌いを克服しようとしたが、結局駄目だったらしい。

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