キメゴト

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「…っ…あ…」

熱い口内の感触と…柔らかく全てを包み込んでくれる掌に俺は呆気なく昇りつめてしまいそうになる

『…相名前……愛してるよ』


なまえ…これは反則…悔しい、だけどやっぱり嬉しい。

なまえのせい、と勝手に複雑な想いを胸に、俺はなまえの口元へ手を持っていき頬を包み引き剥がした

「…ダメ。」

『……えっ…』

不思議そうに俺を見るなまえを立たせると

左手で身体を抱き寄せ支え、右手はなまえの足を浮かし一気に貫いた


『うわ…っああっっ…!!』

「なまえ…目を逸らさないで…今夜は一緒にいくんだ」

『ん…ん…』


泣きそうな顔でコクコクと頷き返事をする、ハッキリと映し出された結合を鏡によって目の当りにしたなまえ

恥ずかしさの余りか、腕を俺の首筋へギュッと回すから更に二人の結合を奥へと近付けた

「……」

あまりの快感に出来ればこのままで…、そう思った事は置いといて

乱れた、だけど同じリズムを刻む吐息と愛し合う証拠の音色だけが二人包み込んで行く





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