不満足恋

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「やっぱみょうじ最高…(1回口に出すよ…)なぁ……俺の他に何人とこんな関係してんの?」

『…………もぉ…‥ンふっジュル…はぁ相なまえだけ…だよ』


「まあみょうじが誰とヤっても別にかまわねーけど…あ‥の子と上手く行っ‥たら……ぁ〜
うっ…!! ずげぇ舌が熱い‥みょうじそろそろマ…ジ ヤバイ俺……ちょっとはみょうじの身体が恋しくなんのかね…」


―――――っあ!!出るっ!


『…』

「わりぃ、紙ねーわ…なんか、出すもん…」


………ゴクッと喉元から聞こえる飲音


『…ふふ、もうこれで大丈夫』

「ったく…こんだけ飲んで妊娠しねーのがなんか不思議…」

『そーよ!イチイチそんなんでしてたら身体いくつあっても足りない、それに相なまえだって私とエッチなんかしてないでしょ?』

「まーね当たり前じゃん!みょうじが都合がイイ女でもって言った時はビビったけど…まぁ…別に…俺」


……

聞きたくない、

一旦欲望を出してからの相なまえは饒舌で私が萎える事なんてお構いなし。咥えてた時は今か今かと準備万端になりつつある中心も今じゃ渇き痛みを感じるほど。


「……んじゃそろそろ2回戦と行きますか?!」

『……ぁっ!ごめん!そろそろ女の子っぽいから私はいいよ』

「…なに言ってんの?…別に多少出たっちゃ気にしない、気にしない」


そそくさと無理矢理下着を剥ぎ案の定


「なにみょうじ、あんま濡れてねーじゃん…あっ、いい事思いつーいた」

『……え……っっ!!』

グチッ!…ズズン…お互い乾いた結合に思わず腰が退けた……

『ッ…もうやあっ…どんだけ射れたいのょ…あっン…』


私こそ、
こんな時まで───── 止めて、
言えないなんてどうかと思うけど。


「たまには、乾いたマンコに射れんのもいーね、キツくて……」

『………』


気付いてないのか、
気付かないふりをしてるだけなのか、

一向に潤う事のない私の中に、終わりを告げる言葉も………キスもなく

ただ渇き過ぎたアソコ目がけて2度目で少し少ない飛沫を放った。


それが私たちの関係。




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