What I think
【考える】アイドルという存在についてB
大学入学と同時に、新しいアイドルを好きになった。
GOT7というアイドルだった。

私はこれまでにないほど、ある一人を好きになった。
同じ1994年に生まれた彼に、言葉通りの恋をした。

中学時代から大学生になるまでに、K-POPアイドルは変化し続けた。
最初は東方神起のように日本語を歌えるアイドル。
韓国語曲は当時日本のメディアに入り込んではいなかった。

東方神起の解散後、彼らのファンは韓国の他のアイドルに救済を求めた。
日本には日本語曲を歌うK-POPアイドルが大量に流れ込んだ。
彼らは日本ではなく、韓国を拠点に活動しているため、私たちは韓国語の曲も聞くようになりはじめた。

そして現在もその流れは続いている。
変わったこととしては、彼らが日本語曲を歌うことが減ったことだ。
ファンは、会いたい、話したいという気持ちに駆られて、韓国語習得に時間を割き始めた。
故に、日本語で無理に歌う必要性が彼らアイドルにはなくなった。
だから最近のアイドルは韓国語曲で十分に日本のファンたちに受け入れられている。

GOT7は日本語曲を歌う、最近では珍しいアイドルだった。
そして、日本でのサイン会やハイタッチ会など、アイドルとファンの垣根を低くしてくれるグループだった。

”普通に会える”

これがどれだけ私に衝撃的だっただろうか。
かつてBEASTを愛したように、私はGOT7に熱を注いだ。
夢小説もまた書くようになっていた。

だけど、結局アイドルとはなにか、という疑問の答えに気付き始めている。
かつてのツイッターで私はこう述べている。


2016/01/14 16:51
Vアプリのジニョンいとしかったです…何も言えずジニョン凝視してた…ほんと愛しいほんと崇拝…あぁこんなジニョンも人の子なんだよね、、、切ない。人間味を感じると悲しくなってしまう、、、私の中でアイドルと人間はイコールではないのよ…


かつてBEASTを愛していたころの私はアイドル=(イコール)人間だった。同じレベル、同じベクトルだった。

だけど、私が本当に求めているのはアイドル≠(notイコール)人間だった。アイドルは人間ではない、という極論にもなりうる。


だけどこの答えが一番しっくりきたことは、疑いようのない事実だった。


2017/02/08 22:15

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