政美/姉
「秋田に舞い降りた妖精さんは、たった一度しか会ったことのない可愛い天使さんが忘れられなくて、天使さんが舞い降りてくるのをいつまでも待っていました。
蒼い空を眺めては、まだ降りてこない、今日も降りてこないと、イチゴのキャンディを舐めながら待ちます。
いつものように空を見上げていると、何かとぶつかって気付きました。
そう。
会いたかった天使さんは、目の前にいたのです。
妖精さんは思いました。天使さんにまた会えるなら、天使さんの笑顔がまた見られるなら、嫌いなことでも頑張ろうと。何度でも頑張ろうと。
こうして、妖精さんと天使さんは再会し、新しい物語が始まるのでした。」
※【天使がくれた理由】より。
童話になるカップルだなぁ…とつくづく思うのです(笑)