政美/姉
《洛山vs秀徳戦を見に来たWエース》
「てかさ〜、見たいなら一人で見に来ればいいじゃん、室ちんさ〜」
「まぁ、そう言うなよアツシ」
「やっぱ帰…」
「のりしおもあるぞ?」
「…食う」
「それと洛山と秀徳の試合が終わった後はいよいよ誠凛の試合だ。ヨーコが出てくるぞ?」
「!」
「それでもいいなら別に帰っても構わないが…」
「だ、誰も帰るなんて言ってねぇじゃん!陽子ちん出てくるまでは帰らねぇし!」
「…アツシは本当、正直だね(笑)」
※洛山vs秀徳戦の解説をするWエースがこんな経緯でそこにいたら本当に萌えます。
(^q^)美味しい。美味しいよ!エースにサンドされる妹とか美味しすぎてたまらないです。
政美/姉
「翔さん…!」
「なんや、なんや。大きな声出しよって。どないしたん?」
「何で!服を!着てこないんですか!お風呂場に出しておきましたよね?!」
「そうやったか?気がつかんかったなぁ」
「服を着て下さい!今すぐ!」
「そんな怒らんでもええんか。バスタオルは巻いとるし、それに…」
そう言って、近づいてきて耳元で囁く翔さん。確信犯。
お風呂上がりの香りと、メガネを外したままのその姿にバスタオル一枚のこの状況。
“裸、初めて見るわけやないやろ”
そう言って熱を帯びた声は耳元から首元へ。
首元に少しだけ違和感を感じたら…
「跡、つけてもうた」
「!」
そんなことを言って笑う翔さん。
「なっ…!」
「別にええやんけ。明日は学校休みやろ?明後日…には多分消えるやろ」
「多分?!」
「今日はえらい元気やないか、陽」
「そ、そんなこと…!」
「…1週間会えなくて、寂しかったか?」
「!」
今度は別の意味で熱を帯びた声が、しっかりと私を抱きしめて離さない。
熱くて確信的で優しくて。でも私の一番好きな温度。
「…はい」
「素直でええ子や」
片手でゆっくりと頭を撫でてくれる。温度も、指の感触も、彼の全てが好きなんだって再確認しては彼の全てに飲み込まれていく。
一体いつからこんなに彼の存在が大きくなっていたのだろう。
「翔さん、風邪ひきますよ」
「風邪ひいたら陽が看病してくれるやろ?」
「それはそうですけど…」
「なら、ええやんか」
考えても答えの出ないそれを、確信犯な彼は見て笑う。
彼の瞳がゆっくりと開かれて目が合ったら。二人で微笑んで、その後は静かに唇が重なるんだ。
《確信犯の言動は止められない》
※本編、IF今吉落ちエンディングのその後のストーリー。とりあえず、今吉先輩のメガネなし開眼はヤバイかと思う。しかし甘い、甘いよ真率CP…!!
(^q^)
政美/姉
「陽〜、ここにあったシャツ知らんか〜?なくなってもうたわ」
「翔さんが置きっ放しにしてたから、畳んでしまいましたよ」
「すまんなぁ〜、つい忘れてもうたわ」
「翔さんって…」
「…ん?なんや?どないしたん?」
「あ、いえ。何でもないです」
実は完璧そうに見えて、ちょっとだけ抜けている彼。
付き合うまでは知らなかったそんな些細なことが、今はとてもとても嬉しくて仕方がないんです、なんて。
「陽はほんまええ嫁になれるで」
「またそんなこと言って…」
「ほんまや。だからはよ嫁にきいやっていつも言うとるやろ」
「!」
「…っちゅうても、順序は踏まなあかんからな」
「翔さん…」
「あ、ネクタイ締めてもろてええか?」
「あ、はい」
ちょっとだけ抜けているのに、結局は私がいつも翻弄されてしまっている。これは絶対に気のせいなんかじゃない。
彼が話す度、彼の温度を感じる度に幸せで、頭が彼でいっぱいになる。全ては彼を中心に回る彼の世界。
「陽、ええ香りする。シャンプーか」
「え?」
「いつか同じシャンプー使って同じ洗剤使うことになるかと思うと、楽しみやな」
「!」
「けど、その前に言わんと。お義父さんに」
「…え?」
“陽子さんを下さい”
「それの許可貰う為なら何度でも挨拶に行くし何度でも頭下げるし、土下座だって何だってしたるわ」
「翔さ…」
「あの頃からずっと変わらんから。そしてこれからも変わらんから」
「…?」
「陽子を想う気持ち」
「!!」
昔呼んでいた“今吉先輩”という呼び方が変わって、今。
貴方は私に勝てないっていつも言うけれど、私だって貴方に…翔さんに勝てないんですよ。
でも、悔しいから言ってあげません。それがせめてもの抵抗で、私なりの理性の保ち方…なんですから。
《真率な勝率は五分の五分》
※本編、IF今吉落ちエンディングのその後のストーリー。二人共大学生。とりあえず夫婦一歩手前の会話ですが、もう夫婦でいいと思います。
(^q^)美味しい…
政美/姉
《陽泉の練習試合を見に来た火神姉妹》
紫原「室ちんが陽子ちんにベタベタするからだかんね!」
氷室「それはこっちの台詞だよアツシ。そもそもヨーコはストロベリーより昔からソーダ味が好きなんだ。ヨーコにストロベリーキャンディを押し付けるな」
紫原「はぁ?!また昔話?!てか嫌いなわけねぇじゃん、ストロベリー!室ちんふざけてんの?」
氷室「ふざけてるのはどっちだ、アツシ」
荒木「お前ら…とりあえず殺すッ!!!!!」
紫&氷「!!!!!」
・
福井「まぁたやってるよ、アイツら。本当、懲りねぇなぁ…」
陽子「あの…止めた方が…」
福井「あぁ、無理無理。ほっとけって。どうせ止めても止めなくても、荒木監督に殺されっから。アイツら」
陽子「!!」
麻衣「まぁ、楽しい光景だよねー(ケラケラ)」
陽子「お姉ちゃ〜ん!!(泣)」
麻衣「ヤンキーに見えないヤンキーと大きな子供の彼がどうなるか見たいー(笑)」
※陽泉高校の練習試合を見に行くとWエースは大抵こうなる。
とりあえず、試合はちゃんと連携して下さいね。荒木監督に殺られます(笑)
政美/姉
(放課後、日誌を書く陽子を頬杖をつきながら向かい側の席で見つめる伊月)
「でね、その時お姉ちゃんが笑って、それで大我が…」
「うん」
「それが本当に可愛くて。私、写真に撮りたかったのにシャッターチャンス逃しちゃって…」
「うん、うん」
「伊月くんはイーグルアイがあるからシャッターチャンスとか逃さなそうでいいなぁ…」
「うん、そうだね」
逃さないのはシャッターチャンスだけじゃないけれど。
いつでも見てる君を。逃すことのないその瞬間を。
「ねぇ、伊月くん」
「うん?」
「今日の4時限目って何だったっけ?現代文?日本史?あれ?」
「今日の4時限目は…」
陽子ちゃんはほんの少しだけ眠そうにしてたんだよ…なんて言ったら授業中見てたことがバレるから。
「日本史だよ」
「あ、そっか!ありがとう!」
だから言わないよ。逃さない。シャッターチャンスも君の一瞬も。
君が導いてくれたこの眼がある限り、ずっと…
「同意いただきまして、どういたしまして。キタコレ!」
「ふふっ…(笑)」
君だけを見つめ続けるんだ。
《イーグルアイの正しい使い方》
※同クラスの二人なので、日直とか一緒にやってほしいなぁ…という妄想から。日々陽子を見つめ続ける伊月と、そんな伊月に見つめ続けられる陽子の日常より。
政美/姉
《真夏のウキウキ合宿〜IHシーズンver〜より》
〜朝・民宿にて〜
「…陽子?陽子、おは…」
「…」(緑間をスルーしてモサモサと民宿のキッチンへ向かう陽子)
「…」
「あれ?真ちゃんどったのこんな所で突っ立って。陽子ちゃんにラッキーアイテムは渡せたー?」
「…いや」
「何やってんだよ朝一に渡すって言ってたくせに。またどうせ陽子ちゃんの笑顔に見惚れて渡すの忘れたとかそういうオチで…」
「…あれは陽子ではなかったのだよ」
「はい?」
「きっと昨日よく眠れなかったせいで夢を見たに違いない」
「はぁ?」
「あれは陽子ではなかったのだよ!!」
「?!」
「落ち着け、落ち着くんだ。高尾、俺はもう一度顔を洗ってくる」
「…って、オイ!真ちゃん!」
(そこへ通りかかる麻衣)
「あ、麻衣ちゃん!おはようなのだよって、あれ?」
「…」(高尾をスルーしてモサモサと民宿のキッチンへ向かう麻衣)
「誰?!どういうことよこれ!!誰?!今の誰?!」
※【真夏のウキウキ合宿〜IHシーズンver〜】より。寝起きの火神姉妹の実態。THE・無言ジト目(笑)
\(陽^o^)/\(^o^麻)/
政美/姉
「陽子、少しはこっちの生活に慣れた?」
「うーん、少しは慣れた…かな。でも東京と違う言葉を聞くと、未だにまだ慣れてないなぁ…って思うこともあるかも(笑)」
「そうだね」
「俊くんは慣れた?京都」
「うーん、そうだなぁ…」
「…?」
“あんたがか何って言うたてよう絶対離さへん、愛しとるよ”
「!」
「おいで、陽子」
そう言って彼女を抱きしめると、自分と同じ柔軟剤の香りがして。今更だけど嬉しくて、彼女の首に触れるだけのキスを落とした。
「けどやっぱり難しいなぁ。ダジャレが混ぜられない」
「俊くん」
「それでも陽子がいればそれでいっか。ダジャレはまた今度…お?可愛い俺の京女は俺と響音する…キタコレ♪」
「ふふっ」
「さっきの京都弁は後で訳してな?これ、陽子の宿題」
「うん♪」
君と二人京都で暮らすこの生活が今はとても幸せで。
だから俺はもう一度だけ、今度は感触を知るその唇に触れるだけのキスを落としたんだ。
《響音キス》
※本編、IF伊月落ちエンディングのその後のストーリー。京都の大学に進学した同棲中の2人。
付き合う前は「陽子ちゃん」。付き合って暫くすると「陽子」呼びになる伊月。
※あんたがか何って言うたてよう絶対離さへん、愛しとるよ。→お前が嫌だって言ってももう絶対離さない、愛してるよ。
政美/姉
《バレンタイン当日》
姉妹「「(黄瀬に向かって姉妹が笑顔で) …はい!! 」」
黄瀬「?! も、もしかして2人からのチョコっスか!!うわぁ!!マジで嬉し…」
姉妹「「 使って♪袋!! 」」
黄瀬「!!!!!」
麻衣「ほら、涼ちゃんそれじゃ授業受けられないし、帰りも酷そうだから」
陽子「うん、だからお姉ちゃんと2人で用意したんだ♪袋♪」
黄瀬「あ…う、うん…ありがと…(泣)」
黄瀬「何ていうか、現実は厳しいっスね…」
黒子「黄瀬くん」
黄瀬「?」
黒子「ガンバです(いい笑顔)」
黄瀬「黒子〜っち!!(泣)」
※IF帝光編より。帰国子女の姉妹は日本のバレンタイン文化を知りません。故に黄瀬が貰った大量のチョコを黄瀬が持って帰れるようにと袋を用意してあげるのみ(笑)
また、IF帝光編では黒子、黄瀬、姉妹は仲良し4人組です♪
ヨウ/妹
(いつも通り灰崎のネクタイを締めた後…)
灰「今日もサンキュ」(黄瀬の前で麻衣の額にキス)
麻「!?」
灰「いい加減慣れろよ、ハジメテってわけでもねえんだしよ」
黄「…どういうことっスか、ショーゴ君」
灰「そのままの意味だけど?なあ、麻衣」(髪にキスを落とす灰崎)
※波瀾万丈すぎる3人のやりとりです\(^o^)/帝光灰崎×麻衣が熱くて仕方ない今日この頃…!!←
ヨウ/妹
「祥吾、はい」
「はいってなんだよその手は。俺今何も持ってねえんだけど」
「入ってるでしょ、ポケットにネクタイ」
「! へーい」
「仕方ないわね、今回だけよ?ネクタイ締めてあげるのは」
「……」
※学食時にネクタイすらしてなかった灰崎くんをさっき教えてもらったので。しかし麻衣にネクタイを締めてもらうという近距離での行為が嬉しくて癖になり、またわざとネクタイして来なさそうな灰崎くん(笑)