neta!



...20130506 20:03
>>リヴァ♀エレ

「エレンって女の子だったんだね」
ハンジの言葉を深く考えもせず頷いてみたが何度も脳内で反芻してみるととんでもないことだと気づいた。
「…あぁ?」
「やっぱり知ってたんだ!私実験の為に服を脱がすまで気づかなかったよ。流石だねリヴァイ」
「…それは本当かハンジ」
「えっ?気づいてたんでしょ?」
「いや」
「あー…じゃあエレン隠してたのか。しくじった」
「その話を詳しく訊かせろ」
「私方さなきゃならない書類あるから」
ぴゃっと咎められる前に逃げられてしまった。あの様子ではハンジが嘘をついて居るようにも見えない。
「嘘だろ」
気づけなかったショックもあり、もし女だったとしたら今まで自分が躾だと言って振るってきた暴力は一気に外道行為に堕ちる。嘘であってほしい。確かめるのが恐ろしい。
人類最強に珍しく悩ましい種が出来たよく晴れた平日の昼のことだった。

(君は女の子ですか?)

にょたって大好物なんです。にょたエレちゃん疑いようもないヒロイン


...20130506 19:48
>>狛日

彼を神のように崇めた。奉り、敬った。彼に対して人に抱く感情を持てなかった。彼は自分みたいな人類と一緒にしては失礼だ。彼は生まれは人であろうが神へ足を踏み入れた仏なのだ。母の脇から転がり生まれた訳ではないだろう。馬小屋で生まれたわけでもないのだろう。 でも、彼は神であり仏であり絶対なのだ。ボクの信じ嫌煙し切望する世界の創造主なのだ。

「狛枝、お前変なサークル作ってるらしいな」
「なんのこと?」
「俺の…なんか…いや、なんでもない」
「ふーん」

ただしその当の創造主には自覚しないで欲しいのだ。自分が絶対である人が居ると言うことを。

「変な日向クン」

嗚呼、敬愛すべき主よ。

(オー、マイゴット!)

大学サークルで日向教を創った狛枝さんのお話し。1ヶ月に一度勧誘の為に門に立ってる


...20130429 09:47
>>花承

※*巡目

気づくと向かっている所がある。電車を乗り継ぎ向かう場所はとある霊園だった。特に理由はない。友人が眠っているとかそんなことはないのだ。ただ呆けていると気づいたらそこに着いているのだ。その夢遊病のような癖はずいぶんと幼い頃からあったが小さかったために電車に乗れずただその霊園の方角に足を進めるだけだった。高3にもなった今では明確にその霊園まで辿り着く。ただ今でも理由は不明のままだ。だが不思議と恐怖は感じない。そこに自分と違う意志が存在しているような気さえした。
また今日も来てしまった。今では一つ一つの墓石の名さえ覚えてしまって居る。ふらふらと当てもなく進むと突き当たりにある仰々しい苗字の墓石の前にエラく派手な髪色をした青年が立っていた。その青年は近づいてくる自分の姿に一瞬目を丸くするとすぐふにゃりと泣き笑いのような顔になった。意図が分からず思わず立ちすくむと青年はゆっくりと近づき目の前に立ちはだかった。
「何だ」
「あー…いや、特には無いんだけど」
「…」
「あっ、あの」
「何だ」
「友達になってくれませんか」
顔を茹で蛸のようにしてずいっと差し出された手は小刻みに揺れていた。何だ何だと柄にもなく混乱し、ただ黙ってそれを見ているだけだった。
「む、無理なら…」
「別に、良いぜ」
このまま断ったらこの男死んでしまうのではと縁起でもない思考がよぎり躊躇いつつも差し出された手を握った。
「俺の名前は花京院典明っていうんだ」
「空条承太郎」

初めて友人というものが出来たかもしれない。宜しくと再度握り込まれた手の温度には何故か覚えがあった。もしかしたら、俺の不思議な癖はここにあったのかもしれない。これを運命と言わずして、なんと言うのだろうか。


(エバーアゲイン)

前回に繋げてみたけど酷い乱文になった。花京院記憶あり


...20130428 19:58
>>光謙

謙也さんが受験の為に髪を黒くしてきたとき俺は一瞬分からなかった。誰だこいつ、嗚呼謙也さんだ。てな具合だった。

だから俺は死のうと思う。どんな謙也さんでも俺は愛せます、なんてほざいていた俺は髪を黒くしただけの謙也さんを見抜けなかった。部長は一瞬で見抜いて居たのに。俺は恋人失格だ。あなたは些細なことだと笑うでしょうが俺には死活問題だ。

「おっ、おまえ、なにしてんねん」
「ああ、いえ、ちょっと」

飛び降りようとしてただけなんで。


(嗚呼、嗚呼、嗚呼!)

これくらいぶっ飛んでる光ちゃんが好きです


...20130428 19:52
>>リヴァエレ

*現パロ 高3×高2

「おめでとうございます」
あなたと交わった三年間は光の矢の様に過ぎていきました。あなたは一度たりとも"エレン"とは呼んでくれませんでした。そして俺は一度もあなたを"兵長"とは呼びませんでした。いつかまた、口の悪い罵声と共に足蹴をかましてくれると、エレン、と優しく咎めてくれると淡い期待を抱いていました。でも駄目でした。あなたは兵長ではなかった。でもリヴァイさんだったんです。
「卒業おめでとうございます」
突然の知らない生徒からの祝いの言葉に眉を寄せつつもありがとうと返してくれるあなたに胸がじんわり暖かくなります。

俺に背を向けて在校生たちの花道を歩き出すあなたと、俺はきっと一生会うことは無いのでしょう。あなたのこれからが幸多からんことを。

出来ればもう一度、名前を呼んで欲しかった。出来ればもう一度、あなたの恋人になりたかった。

どうか、どうか、あなたに捧げた俺の心臓を返してほしかった。未だあなたに捕らわれ続ける俺をあなたは知らないのでしょうね。


(俺の胸は空っぽなんです)

転生ネタで元恋人のリヴァエレにリヴァイとエレンは赤の他人でエレンだけ記憶ありってな妄想してたら鼻から味噌汁垂れました。下さい。


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