メールのレスです。
昭陽さん
遅くなってしまい本当にごめんなさい!
メールをいただいてから三ヶ月も経ってしまいました。もう見ていらっしゃらないかもしれませんね。
更新も不定期で申し訳ありません!
これからはこちらもちゃんと更新していきたいです!





驚くべきことといえば、もう七月であるということですよね。完全にこちらを放置しておりました、相変わらずお先真っ暗な真っ暗です。ひとつ上の先輩方が、就活がうまくいかなくて苦しんでいる姿を見ると、私の中でも真っ暗感が倍増しますね。
放置していた間、本当に色々なことがありました。授業で叩かれすぎて落ち込んだり、そこから凄まじい勢いで開き直って、高田純次ばりの超適当人間と化したり、それでもやはり根は真面目なので、妙に肩に力が入ってしまってまた空回りしたり、母がうつ病と診断されて半ひきこもり状態になったり、家族と研究との間で板挟みになったり、指導教授でもない先生の研究室で大泣きしたり。あんなことやそんなことがありましたが、私はなぜかとても元気に生きています。今となっては元気すぎて、心の中で自分に「ダンデライオン真っ暗」とあだ名を付けましたからね。なんだよダンデライオンって。タンポポだろ。
まあ、長い人生、いろんなことがありますよね。とは言っても、まだ二十二年しか生きてないんですけどね。私はね、ひとまず、どんな経験にも意味があるんだというように考えられるようになりました。齢二十二にして、若干、悟りに近づきました。だから、私がいま経験している大変なことやつらいことにも、きっと意味がある。いつかこの経験を活かせるときがくるはずです。あれ?私ってもしかして、宗教家の素質あります?教祖になったら、法に抵触しない限り、お先真っ暗から抜け出せますね。その場合は改名しないと。

そんなどうでもいい話は置いておくとして。もっとどうでもいい話をしたいと思います。最近、気がついたことがあるのです。もしかしたら、私には、ファザコンの気があるんじゃなかろうか。もちろん、私にはファザーがいなかったか、とんでもないファザー(仮)がいたことしかなかったので、「お父さん大好き!」型のファザコンではありません。何だか、お父さん的なものを感じられる人に対して、ときめいてしまうのです。魅力的に見えてしまうわけです。私はかねてから、「おまえは不倫とかにどっぷりはまりそうだから、気をつけろよ。」というようなことを、複数の友人から言われていたのですが、それでも「いやー、既婚者とか、ないない。」と即答していました。しかし最近、なんとなくそういう気持ちがわかるようになってきてしまいました。
幸運なことに、いま、私のまわりに私ごときに興味を持つような男性はいないので、そちらの方に踏み込まずに済んではいるのですが、これで素敵な、包容力のある、優しい、家族を大切にする大人の男性が近くにいた場合、魅力を感じてしまうことは間違いないと思います。しかし、私は、おそらくファザコンです。ファザー・コンプレックスです。たぶん。つまり、家族にとって良きファザーでないとダメなわけです。良きファザーは、不倫なんてしてたらあかん。だから、やはり私は友人の忠告の通りになることはないと思います。
「女の子はみんなファザコン」というような話を聞く度に、いやいや、そりゃねーよと思っていたのですが、私も結局は女の子だったということですかね。こんなことで自分が女の子だということを確認したくはありませんでした。





いい加減、新年度の雰囲気にも慣れてきた真っ暗です。慣れてきたというよりも、極力新年度の雰囲気を感じずに済むようなルートを選んで通学しているので、また新年度の雰囲気に触れたら緑色のゲロを吐くことになるかもしれないです。
そんなわけでして、授業が始まりました。ついに私も、先が見えないことで有名な文系大学院生になってしまいました。私の所属する研究科は忙しいとよく言われていますが、理系の大学院とは異なり、時間的拘束は授業以外あまりないので、自由な時間をどのように過ごすか(どのようにうまく課題をこなしていくか)というのが重要になってくるのだと思います。そしてその自由な時間を早速このサイトを更新することに費やすという、もうこんな奴が進学できる世の中、この日本を憂えることをおすすめします。

同期の学生はまあまあいるのですが、とにかく授業がかぶりません。私のテーマと近いテーマの人がいないからなのか、私の足が臭うからなのか、その理由は定かではありませんが、授業がかぶりません。唯一、授業がたまにかぶるのは、けっこう目上の方で、なんかもう人生経験が半端なくて、勝負するつもりは端からないのですが、自己紹介の時点で負けています。かくいう私もその人の話に毎度引き込まれてしまう人間の一人で、そのことを母に話してみたところ、「愛人にはなるんじゃないよ」と言われました。
相変わらず目の付け所がシャープすぎて付いていけない感じでしたが、いや、あんな凄い人の愛人とかなりたくてもなれないよ、と私もどう考えてもつっこむべき焦点のズレた回答をしてしまいました。別にどんな男性の愛人にもなりたいとは思いません。張り倒すぞ。

というわけで、初回の授業からさっそくバカ丸出しの発言をして先生から睨まれたりもしていますが、まあ先生から睨まれても石になってしまうわけでもありませんし、私はマゾ、私はマゾ、私はマゾと自己暗示をかけながら、適度に頑張っていきたいと思います。





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