A. (周囲にDIOがいないことを入念に確認してから)「………父さんは…思う所はたくさんあるけど、…うん、まあ……私が作ったものはきちんと残さず食べてくれるから、嫌いじゃあ、ない、と思う……たぶん」


照れくさくなってますね。DIOパパは主人公が用意した食事に文句一つ言わずに平らげるタイプだと思います。ジョセ…どっかの誰かさんとはまた違ったタイプの親なのやも。おそらくIFの世界では一代で成り上がった『夜の世界の実業家』とかそういう職業だと思うので、ああはなりたくないとは思っているものの、尊敬している面もありそうです。


A. 初流乃「ええと、そうですね……考えたことがなかったな。でも、『幸せってこんな感じなんじゃないかな』って思うことは、たくさんあります。マードレとパードレと僕、三人で食べるあたたかい美味しい夕食とか、平凡なんですけど、でも僕はその家族で過ごす時間が、とても大切だと思うんです」


でも欲を言えば、もっともっと甘えたい盛りだったりします。共働きの上に夜遅くなることも多々ある家庭なので、本当は早く家に帰ってきてほしいし、もっと一緒にいる時間が欲しいけど、「二人に迷惑をかけちゃいけない」と思ってそれを口に出せないでいるところもあったりします。二人にしてみればそんな遠慮は「無駄無駄ｧｯ!!」なんですけどね。

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