◇4位:黒井 誠人(142票)


前「次は第4位の発表でーす、うおおおこの人か…俺この人地味に怖いんだよなー。一輝進行してくれよ頼むよ怖いよ」

原「お前はさっきからその根性無し全開なのを何とかしろ。えー、第4位は書類処理機で有名な風紀委員長、黒井誠人だ。全部で142票だな、おめでとーございます」


黒井「…何の話だ。仕事がまだ残っている、手短に済ませろ」


前「ギャア!!!!すいません速攻で終わらせますお手を煩わせてしまいましてすいません本当!!!お足もとの悪い中わざわざご足労頂きまして本当何とお礼を言ったら良いk」

原「手短に済ませろって言われてんだろうが、ぐだぐだうるせぇ奴だな。お足もと悪くねーよ。黒井、お前人気投票で4位だってよ。コメントがあるから答えてくれねぇか」

黒「人気投票?…そうか。把握した、進めろ」

前「はいいいいいい(こわいよおおやっぱこわいよおおお会長ううううう)」




▼『きょうちゃんを鬼畜に攻めて下さいお願いします(土下座』
▼『恭夜に迫ってほしいです!』


黒「…きょうちゃん?誰の事だ」

原「いや次のコメントで分かるだろ、恭夜…ってのは会長、で合ってるよな?確かそんな名前だったはず」

前「わあああ、風紀委員長×生徒会長ktkr!!最近じわじわと流行りだよなーって言うか黒井委員長って鬼畜なのそうなの?キャッ会長ったら貞操の危機☆」

黒「お前が何を言ってるのか全く理解できん。こいつは御堂島を攻めて…欲しいのか?何だ、御堂島に恨みでもあるのか。風紀委員長として見過ごせんな、例え土下座をされても――」

原「違う違う違う。だからこう、会長を…あー、だから、何て言えば良いんだ、その」

前「まぁつまりストレートに言うと押し倒してニャンニャンして欲しいっていう事ですよ☆おえええ、自分で言って気持ち悪くなった」

原「もっとオブラートに包んだ物言いをしろや!!!!」

黒「……押し倒……?…した事はあるぞ」

前・原「「Σ!!??」」



▼『会長のことを陰で心配してるところが(´∀`*)』


黒「これは本当に俺あてのコメントなのか?御堂島の事ばかりだが…」

前「いやあ、だから会長の事を陰で心配する黒井委員長が好きなんだよ。不器用な優しさ萌ええええってヤツ?かな???っつーか黒井委員長って会長の事心配してんだ、へー。ニヨニヨニヨ」

黒「…気持ち悪い笑い方をするな。アイツはいつもどこか危なっかしいからな、仕方が無いだろう。トップに立っていると言うのに色々と頭が足りん、努力をする所は嫌いではないが…そう言う所が、気になると言えば気になる相手だ」

前「(ひっ…人はそれを恋の始まりと言う…!)」

原「小声で叫んでんじゃねぇ、腐男子じゃないんだろお前興奮するな」



▼『行動が読めない…!』


黒「何だ、俺の行動パターンを読む必要性は皆無だろう。読まんでいい」

原「この人言葉通りに意味をとるんだな…まぁでも確かに、行動は読めねぇな。つーか印象的に書類処理してる姿しか思い浮かばねぇけど」

前「流石クロマシーンと呼ばれるだけはあるよな☆あんな毎日仕事してて疲れねぇの?学生なのにもっと遊んだ方が良いって」

黒「別に、風紀委員室にはいるがずっと仕事をしている訳ではない。あそこで本を読んだり勉強をしたりしている、一番落ち着く場所があの部屋と言うだけだ」

原「……結構…地味な生活送ってんだな」



▼『天然鬼畜サイコーです!』
▼『天然で鬼畜っぽいから』


原「…世の中の人間は天然で鬼畜なのがお好みなのか…?根っからの鬼畜より性質悪いじゃねぇか、いや天然で鬼畜は根っからの鬼畜と同じなのか?つーか鬼畜って、褒め言葉じゃねぇよな普通」

前「まぁ人の趣向はそれぞれですよ。それにしても鬼畜って言われる事は何かやらかしたんか黒井委員長ってば。破廉恥!!」

黒「何もしていない。…ただ思い当たるのは、まぁ少しだけ、無理やり…」

前「…無理やり?」

黒「次のコメントは何だ、さっさとしろ」

前「ワギャー!!!!!何それそんな気になるところで切らんでも!!!!ギャッすいません先行きます睨まないで!!!!」



▼『タイプなのーもぅもぅ大好きです!!』
▼『問題児2人が従うカリスマ性、何事にも動じず、何気に強引。彼の全てが好きです。』
▼『ピンポイントでタイプなんです(笑)』


前「わぁー…タイプとか好きとか、言われてぇええ!!!!!!こんな褒められてるけど良いなああどう思いますか黒井委員長!!!!」

黒「どうも思わん、ただ礼は言おう。…問題児2人と言うのは風間と鬼嶋の事か?図体だけは立派だが本当に中身が幼稚な奴らだ、あいつ等は。だが慣れるとそこまで扱いにくくもないぞ」

前「へぇえ…絶対言えないそんな事…特に鬼嶋君とか怖すぎる俺。流石委員長!」

原「まぁ一種の伝説と化してるよな、黒井と風間と鬼嶋、風紀の3人組。問題児2人組だけでもそうだけどそいつらの手綱握ってる黒井も中々恐ろしいって評判だ。陰で『凶犬を飼うお母さん』って呼ばれてんだぜ」

黒「…何故俺が母親なんだ…有難迷惑な話だな。年下に振り回されるなど言語道断だ、当たり前だろう」

前「かっちょいいっス黒井委員長…!」



▼『大好きです!質問なのですが、登場人物の中で恋人にするなら誰がいいですか?』


黒「……恋人?」

前「わあ。きちゃったこの質問。登場人物ってのはまぁ、とりあえずこの学園内で恋人にするなら誰が良いですかっつー事。強いて言うならはいっ、どなた!?やっぱりここはさっきから名前が挙がってる会長っスか!!そうなんスか!!」

黒「…恋人にするなら…か。正直余りしたくない奴らばかりだが…と、言うか男しかいないぞ、この学園では言うだけ無駄だろうがな。強いて言うなら、そうだな、御堂島が良い気がする」

原「きたよカミングアウト…何で?どんなとこが?」

黒「顔」

前「っでえええええ!!!!??????黒井委員長面食いいいいいいい!!!!?????」

黒「冗談だ」

前・原「「(分かりにくい!!!!)」」

黒「…そうだな、いつも前を向いている所が好きだ。馬鹿な所もあるが、一回挫けそうになってもまた諦めず頑張るところに目が行くんだろうな」

前「…。…ほぉ…思いがけず何だか良い話になってしまったよ。次行きます!」



▼『好きなんです!!お願いですから会長と絡みまくってください。m(__)m』


原「まーた会長絡みかよ。多すぎるだろ!」

黒「別に絡むのは構わないが、あちらは嫌がるだろうな。必要以上に近付きすぎると猫の様に威嚇してくる、そこもまた面白いんだが。風間がアレをからかいたがる理由も分かるな」

前「ち…近付きすぎると、って、どこまで近づいたんだ…アッやっぱいい!言わんでいいですって言うか本当二人ってどんな関係!?喧嘩ップル!?喧嘩ップルなのかちくしょおおおおおおお」

黒「時々こいつの言っている事がよく分からないんだが」

原「安心しろ、ずっと一緒にいる俺でも全然分かんねぇっつーか分かりたくねぇから。無視すんのが一番だ」

前「もっと俺を愛してよ!!!!!」



▼『対等に会長を攻めて欲しい』
▼『大好きです♪』


黒「対等に?他の奴らは対等ではないのか。…大好き、という言葉には礼を言っておこう」

前「会長と対等の立場にいるのはあんまいないんじゃないかなー。何かこう、つい委縮しちゃうもん俺、あの人の前に立つと」

原「でも会長の周りって自分に自信がある奴ばっかだから結構対等なんじゃねぇか?まぁ風紀委員長と生徒会長っつったら、立場的にも対等って事なのかも知れねぇけど」

黒「…兎に角、周りが俺に求める物は分かった。御堂島を攻めれば良いんだな?最近お互い忙しく余り会わないが、今度やってみよう」

前「うわあああ天然鬼畜ってこの事か!!!!!生徒会長逃げて超逃げて!」

原「真剣に言ってるとこがまた恐ろしいなこの人…」









前「うい、じゃあこれで委員長は終わりっス、あざました!!!!!ふー次からやっとこさ上位3人だな、疲れた疲れた。黒井委員長最後に投票してくれた人に一言どうぞー!」


黒「あぁ…有難う。日々精進していこうと思う、それじゃあ…帰っても良いか」


原「最後までクールっつーかマイペースだなアンタ……はい、どーもお疲れさん」

前「うわあああああ次行きたくないよおおおおお怖いよおおおおおおおやだあああああ」

原「駄々こねてんじゃねぇ、何時まで経っても終わらねぇだろうが!!!!!さっさと行くぞ馬鹿!!!!!」

黒「菓子でも持ってけ、それで大体大丈夫だ」

前「本当か!!!!有難うお母さん!!!! よ…よし、じゃあ次は3位の発表ですやったるぜこらあああああ!!でもちょっと休憩してから行こうぜほんっと心の準備と言うものgry」








3位



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