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降谷×ご褒美*
気がつくと、冬景色の中に俺となまえがポツン、と立っていた。しんしんと降る雪はツリーに照らされて、色とりどりにキラキラと輝いている。そのツリーはまるでクリスマスの飾りのようで、その周りにいるベルを首につけたトナカイまでもがクリスマスを連想させた
寒い、と腕を摩る彼女の隣に並ぶと肩を抱き寄せた。これはこの間経験した何かかな、なんて思うもののタブレットが一向に出てこない、ただの夢か?でも雪が肌に当たって冷たい感触はしっかりとある、彼女が寒がっているので辺りを見渡したら先程まで無かった小屋があった。オレンジ色の光が窓から漏れていて、それだけみると暖かそうに感じる。肩を抱いたまま小屋のほうに誘導して中に入った
「……今度は冬って事でキタキツネか、もしくはトナカイなのかなって思いましたけど…こう来たか、ホー?」
「まじまじと見ないでください!」
小屋の中に入ると、彼女の服装がミニスカサンタになった。よくケーキとかを売ってそうなサンタの服に白いぽんぽん付きの赤い、膝下までの丈のブーツ。一言でいうと可愛い、トナカイも可愛かったけどこれがクリスマスの時に見たかったなまえの服装。それが目の前にあるって素晴らしい。例によってタブレットがテーブルの上に置いてあった
これでこの間と同じだという事が確定した
「帰る!」
「なんでです?」
「だって、またなんかあるんじゃないですか!?」
“うん”
「ほら!返事してますよ!?」
“降谷さんへの半ご褒美ターイム。いつもお仕事頑張ってる降谷さんになまえを好きにする権利を与えまーす!この間と逆ですね!ただし…直接触れる事は許しません”
「ホー…?どういう事か聞かせてもらえますか?」
“おっと、急にバーボンは良くないな。あほみたいな降谷さんでいて”
彼女が可笑しそうに笑うのを横目で見た。あほみたいなって、彼氏あほ呼ばわりされてますけどそれが楽しいんですかねこの彼女は
彼女がソファーに座ったので自分も隣に腰をかけてタブレットの話しの続きを聞こうかとタップした。小屋の中は暖炉の火が灯っていて暖かい。自分もスーツのジャケットを脱げば何回か袖を捲りあげる、その姿を彼女がちらちらと見ていた
「どうした?」
「いえ、別に…」
タブレットがピカピカと光ったので視線をなまえからタブレットのほうへと移せば、俺より先にそれを見た彼女がソファーから逃げ出して、すぐさまタブレットから伸びて来た手によって捕まえられていた。何ですかこれ、何のホラー?「ひー!」と声を漏らす彼女に笑っていると、彼女がソファーに戻らされて、その手がふっと消えたかと思えば彼女の手にファー付きの手錠がついていた
「……何してるんです?」
「ちが、私じゃない!」
そんなのはわかってます。ただ動揺のあまりに聞きたくなっただけで…彼女が否定してすぐの事ソファーに戻らされた彼女が腕を自分の後ろに回したと思ったら動かなくなった。首を傾げて体をソファーから離そうとしたのだが、まったく動かない
ホー?以前この不思議な空間にのまれた時は自分はただ手錠をかけられただけだったが、彼女は手錠をされて固定までされていた
美味しい…なんて思って顎に手をあてて彼女をまじまじと見ていたら、その視線を感じてか恨めし気にこっちを見てきた。
さて、この身動き取れない彼女、好き勝手出来るというのに自分に出されたのは直接触れない事、そのタブレットが出した言葉の意味が理解出来たのはソファーの下にどんどん出てきたそういった意味で使われる玩具の数々
「なるほど…こういう事ですか…」
「それ何ですか!?まさかR18ゲームに出てくるようなあれこれじゃないですよね!?」
「した事無いけど、多分それだな」
「それを何してどうするんですか!?」
「なまえに使えって事でしょうね。」
本当はこのめちゃくちゃ可愛いミニスカサンタななまえを前にして、直接手を出すな、なんて…なんて拷問だとは思ったが、こんな事が無いと彼女に玩具を使う機会なんて絶対無い。だいたいにしてなんとなく彼女に玩具を使いたくない、くらいには思っていた
でも使いたい。矛盾しているがとりあえずこんな機会与えてくれた管理人に感謝くらいしましょうか
「まあ…でも実際こういうの使った事は無いんだけどな。知識だけはあるけど」
「じゃあ、じゃあやめましょうよ!何か他にあるはずです!」
「やめる意味がわかりませんけど」
そこにある玩具を手に取ってスイッチをつけたりしてどんなものなのかを確かめていく。それを彼女が見てわーわーぎゃあぎゃあ言ってるが、そんな話は右から左
玩具の他にもボトルがあったので拾い上げて後ろのラベルを見た
「感度を良くするローション…ホー」
「サンタ服が汚れますよ!」
「……いや。でも…うん、想像したら萌えた」
緩い笑みを浮かべて彼女の方へとボトルの包装を開けながら少し距離を詰めると彼女がソファーの背もたれのほうへと背中をつけた
「こ、こっち来んなバーロー!!!!」
"そのボトル全部使っておっけー。ごーごー!谷間につっこんどけば体全体に流れるから大丈夫!"
…うるさい。俺の周りをうろうろするタブレットを睨むように横目で見れば、動きを止めて渋々とテーブルの上に戻っていった。彼女が「助けてー!」なんて叫んでいるが、誰に助けを求めているのか、ここに誰もいない事は彼女だって知っているだろうに。
アドバイス通り、というわけではないが、そこに入れるのが一番適切な気がして彼女の胸元を引っ張ってローションを流し込んだ
「う、冷たっ…!」
服の一部が彼女の体にピタリ、とくっついていて体の線がはっきりと見える。冷たい、といったはずの彼女が今度は「あっつい…?」なんて言い出す。冷たいとか熱いとかは置いといて、とりあえず感度があがると書いてあったので、試すほか無いだろう、とりあえず一番小さいの、と思いコードとリモコンが紐で繋がっている小さな丸い形をしたものを手に取った
「降谷さん…そんな物騒なものしまってください」
「…大丈夫です、一番物騒なものはまだ半分寝ぼけてます」
「半分!?」
とりあえずその丸い部分を手のひらに乗せてスイッチをつけるとそれが手のひらをくすぐる、あ、これくすぐったいな、なんて思ってなまえのほうを見るとなまえが首を横にぶんぶんと勢いよく振った。そのローターから手を離せばリモコンだけ持って彼女の太ももにぶら下げた状態であてると「はひゃっ!」と言って笑い出した。足をぎゅっと閉じて体をくねらせながら…出しているのは喘ぎ声じゃなくて笑い声、まあくすぐったいよな。彼女がカタカタと体を揺らしながら涙目になっているので少し強めにすると声色が変わった
「くすぐったいですか?」
「ん…く、すぐったい…手錠外してください」
「俺に言われても、俺がかけたわけじゃないからな」
「降谷さんなら取れますよねっ…?」
「どうでしょうねぇ…?」
笑みを浮かべて首を傾げてみると、彼女が「意地悪」と呟いた。その言葉がまたたまらない。スカートを捲り上げれば彼女の下着が露になる。が、足を閉じられているのでただ少し見えるだけの状態「嫌です」と真顔で言われたのだが彼女の足が段々と開かれてソファーの上に足が乗り、M字状態になった
「やだーー!!!!なんで、動けない!!!」
「管理人さんですかね」
「なんで私ばっかり!嫌だ、見ないでっ!!見ない、で…」
ついに泣き始めたなまえ。そりゃ何も急に拘束されてくすぐられて?それから足を開かされていれば泣きたくもなるか、ただこれで煽られているように感じて逆に興奮を覚える自分は変態か。顔を真っ赤にさせて顔を背ける彼女、キスくらいしていいかな、なんてソファーに片手をつけて、背もたれに手を乗せて彼女の顔に顔を寄せた。何もタブレットが反応しないのでキスはいいのだろうか
「なまえ」
「やだ」
「こっち向いて」
「も、帰りたい…こんな格好させられるし、降谷さんに足広げるとか…帰りたいぃ…」
いつもシてる時に広げてますよ、なんていったら機嫌を余計に損なわれるだけ。それでも管理人の命令に従わないと帰れないのは彼女だってわかっているはずだ、「なまえ」ともう一度言うと彼女がこっちをゆっくりと向いた。赤くしている頬、への字にした唇が薄っすらと開く、彼女と唇を重ねれば彼女が声を漏らした
ソファーに置いておいたほうの手で先ほどのローターを彼女の秘豆に下着の上からあてれば彼女の体が揺れる
「んんんっ!?」
絡ませかけていた舌が引っ込んでいったので、ローターを一度離せば彼女の舌を絡め取る。ぢゅ、と音を立てて彼女の舌に吸い付けばもう一度ローターをそこに当てた
当てたり離したりを繰り返していくと、彼女はもうキスどころじゃないようで声だけを漏らす。彼女から顔を離せば彼女の潤んだ瞳と目が合った
「降っ…れ、れーさん…やめ、てぇ…!」
「やめてあげたいんですけどね…?」
下着をずらしてそれを直接中に触れさせようとしたら、彼女のそこはもうすでに濡れていたので、先ほど当てていた場所では無く中に押し込んだ
「ひぁっ!!いや、抜いてっ…!」
リモコンの設定を強にしてから、リモコンをそこに置いた。彼女は腰を若干揺らしながら、顔を背けて目を瞑り声をもらさないようにと口をぎゅっと閉じている
もうすでに先ほどいった物騒なものが起き上がってはいるが、なにぶん直接触れるな、という事だったので何も出来ない。それに少しもったいない
玩具を挿入するために彼女の肌に触れてしまうのはセーフらしい、タブレットが何も言ってこない。彼女が抜いて、と言っている中自分が取るのは新たな玩具
コードレスの先ほどよりも少し大きめで手で持つところがついている…まあ肩に当てたりするようなものだろうけど、彼女が動くたびに彼女の胸についているベルがちりんちりん、となる
それのスイッチをつけると、彼女が気づいたようでこっちを見てきて、それから目を見開いていた
「や、無理!何それ、どうするの!?」
「下だけじゃ寂しいだろ?」
「寂しくないですっ…んッ…だからいいっ」
「まあ俺がやりたいだけ」
「んぅっ…!?ふあぁああっ!!!」
カチ、とスイッチをつけて彼女の胸に服の上から当てれば彼女が腰を跳ねさせて声をあげた。妬けるなぁ…俺の時は挿れないとここまで乱れる事は無いのに、ちょっと胸に触れただけでこの反応。玩具相手に嫉妬してもどうしようも無いのは知っているのだが、そのまま右や左に当てたりしていると彼女の体が大きく跳ねて、下着で出ないようにしていたのに秘部に入れていたローターが押し出されそうになっていた
「イったんだ?ホー」
「や、もうっ…やだ…」
彼女の下着の腰の紐を解いて秘部を露にすると、そこはヒクヒクと痙攣していて彼女の愛液なのか先ほどたらしたローションなのかは定かでは無いが、濡れていた。下着を外したせいで下にローターが落ちる、スイッチを切って次のものを掴んだ
「や、やだっ…!れーさん!?」
掴んだものは中と外両方刺激する玩具、スイッチを入れると本体がよくわからない動きをして振動も与えるらしい。彼女がやめてくれと懇願してくるし、入らないとか言う
「俺の入っていれば入りますって」
「いやばかぁ!!変態、怖い!」
「それは俺が変態で怖いって言ってるのか玩具が怖いのかどっちだよ」
スイッチをつけないで彼女の秘部にあてて擦り付けると、ちゅくちゅくと音がなる。ゆっくりとぢゅぷ、という音を立てて中に入れていけば彼女が声をあげた
「ぃやぁっ…!は、れーさんっ…も、やめてっ…」
「自分は思ったよりもSだったらしいな。楽しくて楽しくて仕方ないです」
スイッチを入れると彼女が「ひあぁあっ!」と声をあげる。その玩具を出し入れするたびにその玩具が動く音と彼女の秘部からの水音が聞こえる。何度も何度も彼女は達しているようで甲高い声を何度もあげた、唇の端から唾液が垂れているので舐め取ってそのまま彼女にキスをする
「は、あぁっ…んんっ…れーさんっ…れーさんっ…!れーさんにぎゅってした、い…ふぁっ…ん、はぁッ……れーさんのがイイよっ…!!玩具、も、やだぁっ…」
え、何これなまえによる言葉殺人事件ですか。俺を殺すには充分
もう何度も何度も玩具で達している彼女は、足がガクガクと震えたりしていた。俺だってなまえの中に入りたいよ、こんな乱れてる彼女を目の前にして何も思わないほうがおかしいし、何もしたくないって思わないわけが無い
そのうちガシャン、という音が聞こえたかと思えば彼女が俺の首に腕をまわしてきた
「は…れーさん、くださいっ…!」
玩具から手を離したせいで、それは下に落ちて、彼女がのしかかってきたせいで俺はそのままカーペットが引かれた床に仰向けに倒れた。あれ、触れてるなーなんて思っているが、彼女からだから触れるのかなんなのか、上に跨るようにして座っている彼女が俺のズボンに手をかけた。正直いますぐこっちから押し倒して挿れたい、シたいのだがここまで積極的な彼女をかつて見た事があるだろうか
いや、無い。そんなわけでそのまま彼女が何をするのか見ていたらズボンのチャックを下ろされて下着も下げられた。挿れるのかな、なんて思ったのに彼女はそこに自分の秘部をすりすりと擦り付けてくるだけ。それだけでくちゅくちゅと音がなる、これはこれで気持ちいいが、なんで挿れてくれないんだよ
「は、あ…んん…!れーさん…挿れてくださ…」
このやろ。俺から挿れろって言ってるのか…。彼女の腰を掴めば自身が入る所へと誘導してそのまま下からいっきに挿れた
「あぁぁっ…!!!」
ビクビクと弓なりに体を反った彼女はくた、っと俺の胸に倒れこんできた
「挿れただけでイったんですか?まだ動いてもないのに」
「ひ、だ、だって…はぁ…」
肩で息をする彼女の肩を押して上体を起こさせると、腰を掴んで動けというように誘導させると彼女が腰を動かす。
「ま、待って!れーさんっ…す、少しまっ…あっ!んっ…」
「さっき玩具で何回イった?」
「そんなの、しらなっ…!」
「俺以外のもので、たとえ玩具でもイくなんて許さないからな。お仕置きだ」
「そんっ…!や、いっ…イっちゃうっ…れーさん、待ってっ…ひぅんっ!!!」
彼女の中がぎゅぅっとしまって収縮を繰り返すものの、容赦無しに腰を打ちつけると彼女が声をあげた。いつも以上に締め付けてくる彼女の中は熱くてぬるぬるしていてすべりがよくて気持ちがいい、彼女がイっているせいで搾り出されるような感覚に抗う事なく彼女の中に吐き出したが、それでも搾り取るようにうねる彼女の中から自身を引き抜く事はなくそのまま続けた
「や、あ!もうイったんじゃないんですかっ…!?」
「ホー?なんで俺がイったと?」
「だ、だって…お腹の中でぱちんっ…て」
「ホー…そんなふうに感じるんですね」
「だからっ…!ふぁっ…!!あぁっ…ん、あっ…や、もうイっちゃ…はぁぁんっ!!!」
「ほら、くたっとしてないで動いて。お仕置きだって言っただろ」
「ごめ、ごめんなさいっ…もう許し、てっ…!」
ぎゅぅぎゅぅと締め付けてくる彼女の中、彼女ははぁはぁと浅い呼吸を繰り返してもう息も絶え絶えで、腰を動かすように催促すれば、お腹に手をあてて彼女が一生懸命に腰を動かしては可愛らしい甘い声を漏らす。あぁ、もうたまらない
彼女の中にもう一度出せば、彼女が甘い吐息を長く吐き出した
「れーさん、ごめ…もう無理…」
彼女が動くたびにちりんちりん、と鳴っていた鈴が、彼女が倒れこんできた事もあって胸に当たった。地味に痛い
彼女はもうくったりと俺の胸の上ですぅすぅと寝息をたてている。このままにしてやろうか、なんて思ったが少しだけ腰を動かしてみると寝息を立てていたはずの彼女が「は、あ」と短く甘い息を吐き出した。中がきゅ、っとしまる
そのまま悪戯しようと思ったのに、起きたら自分の部屋。ただ嬉しい事に俺の腕の中になまえがいる
そうだ、昨日は彼女が泊まったんだった。彼女の頬に手をあてると瞼がピクッと動き、それからゆっくりと目を開けた
「あぁああっ…れーさんの変態っ!!!!」
起き掛けに変態呼ばわりされたと思えば彼女が俺の胸を押して来る。
「俺を強請ったのはなまえだろ」
「あぁー!そういう事いいますかっ!?」
「可愛かったですよ、全部。なまえが動くたびに鳴ってた鈴も似合ってたし」
彼女の首元にはパジャマのリボンしかないが、そのあたりをつんつんと指で差すと彼女が顔を赤らめた。「もういや」なんて呟いて彼女が背中を向ける
あぁ、もう愛しすぎてどうしようも無い。背中を向けた彼女を後ろからぎゅっと抱きしめる
「なまえ、可愛いですね、ほんと…。愛してるよ」
「ふん…」
ふん、って。今日も俺の彼女は世界一です
あと管理人、次も期待してますよ
'え'
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