read me!

---

■注意事項
・ここは、艦これ(ブラウザゲーム)の夢小説ページです。
・元々150〜200字の超短編をイメージして書いていたので、SSSやそれに近い短さの作品ばかりです。
・更新は気まぐれです。
・内容はギャグからシリアスまで様々です。
・男女主ともにいます。
・男主は加賀お相手、女主は友情夢となっております。
・物語の展開の都合上、既存キャラ同士の同性愛表現が多々あります(ex.赤城と加賀、大井と北上など)。
・詳しくは「setting」に書いてありますが、史実とは異なる点や捏造も多いです。その一方で、一部史実を反映させていたりすることもあります。
・「setting」に沿った内容であっても、「本来その鎮守府に配属されていない設定の艦娘がいる」など、パラレル設定の話も存在します。
・上記設定が苦手な方は、当シリーズをお読みにならないことをお勧めいたします。
・アニメは見ていますが、読了済みの艦これ関連書籍は、陽炎1巻(ファミ通)、舞鎮1〜3巻、横鎮1〜3巻のみです。それ以外のノベライズ・コミカライズの知識はない状態で、当夢小説を書いています。
・登場キャラクターのほとんどが、第二次世界大戦中の軍艦の名前を持つ少女たちですが、この夢小説では、世界大戦をはじめとする、過去に日本が行った戦争や、その中での(現代の常識から類推できる)非常識・非道な行いについて称賛する、また戦争行為を是認する意図は一切ありません。
・また下記のような理由から、大変申し訳ないですが、名前変換がありません。
（ 2016/12/30 01:28 ）

お詫び

---

・SSSそのものやそれに近い短さの夢小説がほとんどなので、一話一ページでアップするのもどうかと思っておりました。
・そこで、管理人がブログ機能を利用してアップしたいと思い立ち、このようなレイアウトになりました。
・なんとか名前変換を入れられないかと試行錯誤したのですが、どうにも無理そうで……このような形に……。
・元々この夢小説たちはSSS的立ち位置なので、デフォルト名はほぼ登場しません。したがって名前変換はなくても読めます。
・ただ、どうしても時折デフォルト名が登場することがあります。本当に申し訳ありません……。
・今後、やっぱり名前変換がほしい！というご意見が多く寄せられた場合は、通常の小説ページに名前変換つきでアップするよう変更いたします。
（ 2015/12/30 02:02 ）

やわらかくていとしいもの

---

(男主)
フォークを口の中に入れ、刺さっていたものを引き抜き、咀嚼する。噛むと良い味の出た汁が咥内に広がり、思わず口元が緩む。何度も何度も顎を動かし、十二分に味わってから嚥下。そしてまたフォークを差し、その柔らかさと美味さに満たされる。榛名が訊く。「提督、何食べてるんですか？」「ステーキだよ」

▼　すごく謎な話。
　　2014/12/20
　　title by OTOGIUNION
（ 2015/02/01 00:33 ）

宝石にみたいに降ってくる

---

(↓の「水底の天文学」の続き)
(男主)
夜中にふと目が覚めて、二度寝する気も起きずに外の浜辺を散歩する。
夜空からのわずかな明かりの下、ぶらぶらと歩いていると、突然ざばあと音を立てて海から何かが浮き上がってきた。一瞬敵艦かと身構えるも、その濃い桃色の髪を見て警戒を解く。
イムヤ。
そう名を呼ぶ声は、彼女の姿に目を奪われたことにより呑み込まれた。
髪を伝い白い肢体を伝って、夜の光に輝きを放ちながら水滴が落ちる。砂浜にじわりと染みが広がる。彼女が肌に張り付いた髪を鬱陶しそうにはねつけると、水の珠は宝石のごとく飛び散った。伏せた眼差しがどこか愁いを帯びていて、余計に変な気持ちにさせる。ごくりと唾を飲み下す。竜宮城から抜け出してきた姫のような人を惑わす妖艶な美しさだった。

▼　なんかちょっとアウトな気がしますが。男主とイムヤの話でした。
　　2014/12/20
　　title by OTOGIUNION
（ 2015/02/01 00:30 ）

水底の天文学

---

(伊168)
透き通った海の中から見上げる星々の美しさは別格だ。音のない水を、時折横切る魚の影もまた、情趣がある。
星と月の明かりが水の揺らめきに反射して、きらきらと光る。まるで宝石のようだ、とイムヤは思う。
手を伸ばしても届くことのない輝きは、無限の兵器が有限の人生を希求することによく似ていた。

▼　続きます
　　2014/12/20
　　title by OTOGIUNION
（ 2015/02/01 00:19 ）