09/19 Thu 22:45:07


(月が綺麗ですね)


冨岡:気付かない
「月が綺麗ですね冨岡さん。」
「あぁ。」
「…冨岡さんって鈍いですね。」
「もっと鍛錬に励めということか。」
「いえ、刀の振りが遅いとかそういう話じゃなくて…。」
「ではどういう意味だ。」ぐいっ
「あっ顔近いですって!」
「?」
「(もうやだこの天然…)」

炭治郎:気付いてないけど返しは完璧
「月が綺麗だね。」
「本当だ!善逸や伊之助も見てるかな。」
「みんな同じ空の下だもん、きっと見てるよ。」
「…でも俺が見てる月がきっと一番綺麗だ。」
「どうして?」
「お前と一緒に見ているから。」
「ちょっときゅんってきた。」

しのぶ:死んでもいいわ
「月が綺麗だね。」
「死んでもいいわ。」
「え?」
「あら、お返事違いましたか。」
「模範解答だけどまさか乗ってくれるとは思ってなくて。」
「わたしも一応女ですからその言葉の意味位は知ってますよ。」
「…ちなみに私以外から言われたらなんて返す?」
「太陽の方が好きです。」にこにこ

everyone






09/15 Sun 19:49:49


「冨岡さん、見てくださいあれ。」
「?」
「ほら、花嫁さんの綺麗な白無垢!」
「あぁ。」
「ちゃんと見てます?」
「見た。耳元で騒ぐな。」
「つれないですねぇ。…いいなぁ、私とは無縁だ。」
「…無縁ということはないだろう。」
「え!?もしかしていい殿方紹介してくださるんですか!」
「女だから着ることはある、無縁ではない。」
「…そういう意味、」

男を紹介しろという言葉は聞かなかったふりをするのが冨岡義勇。白無垢が憧れならいつか着せてやりたいと思っている。そのいつかが来るまでは絶対に俺が着せてやるとは言わない。

Giyu Tomioka






09/14 Sat 00:28:03


※キメツ学園

「しのぶ、冨岡先生校門で立ってるよどうしよう…。」
「堂々と通ったらいいじゃないですか。別に校則違反してるわけじゃないでしょう。」
「そうなんだけど、いつも私だけ止められるんだよ。この前だってしのぶとスカートの長さ同じなのに私だけ止められたし!1センチ短い!とか言って。」
「うわぁ…数センチ単位まで確認するほど名前さんの脚を見てるんですね、純粋に気持ち悪いです。」
「えっ…そんな風に考えたことなかったんだけど。」
「それ以外ありえませんね。」

「苗字、胸元のボタンを閉めろ。」
「噂をすればなんとやらですね。富岡先生、名前さんは第一ボタンしか開けておりませんし校則違反には値しないと思いますが?」
「胡蝶に話はしていない。」
「冨岡先生、そんな態度だと嫌われますよ?」
「俺は嫌われていない。」
「富岡先生なんて嫌いです!」
「!?」

Giyu Tomioka&Shinobu Kotyo






09/14 Sat 00:15:05


「義勇さんと初めて会った時、音が鳴ったの。」
「音…?」
「恋に落ちる音ってこういうのなんだなって。…うまく形容できないのだけれど。」
「…そうか。」
「義勇さんは私と初めて会った時、何か鳴りましたか?」
「…雷が落ちるような音がした。」
「ふふ、蜜璃ちゃんに言われたんです。恋に落ちる音が聞こえたら、それは運命の人の合図だって。」
「では、俺はお前の運命の相手ということか。」
「そして義勇さんの運命の相手は私、です。何だか照れますね。」


お互い初恋の相手。恋の師匠蜜璃と初々しい二人のもどかしい話。めちゃくちゃ茶々入れたいしのぶ。
Giyu Tomioka




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