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　6色のインク色に合わせて天冠とペン先も色わけされた、カートリッジ式200円(税別)万年筆、中国製。
キャップ5g+本体8g、首軸径最小10.2mm最大10.8mm、胴軸径最大12mm、軸長122mm(本体のみ)。替カートリッジ2本100円及び10本400円。
　嵌合式キャップには、バネ仕掛けの内キャップが仕込まれ、ペン先の乾燥を防ぎます。
　シャーペンやボールペンと違って、万年筆はペン先が軸中心線から上に位置することが多く、違和感をもたれやすい筆記具です。
プレピーは、軸中心線と同一ではないもののその付近にペン先が据えられ、違和感は少ないと思われます。
　ペン先は堅め、字幅はペチットワンと同程度、シャーペンやゲルインクボールペンで言うと.5から.7mmほど。
　ペン先には当たり外れがあるそうですが、それは書き味に関することで、インクが出ないといったことではないようです。
また、あまり意味はないものの「裏書き(ペン先を裏返して書くこと)」できます。

　インクカートリッジは独自規格かつ最初に発売された万年筆用カートリッジながら完成度が高く、インク容量は1.14mlで欧州型カートリッジの約1.3倍。

　都合三本プレピーを買い、うち二本は付属カートリッジを、残る一本には優れた耐水性をもつ同社カーボンインクカートリッジを装填しました。
付属カートリッジでは2分から5分後にペン先へインクが到達しましたが、カーボンインクはなかなか到達せず、カートリッジを一度外して挿入口をペン先につけ、インクを吸わせて呼び水としなければなりませんでした。
そんなインクでも一度ペン先まで到達すると順調に書けるようになります。

　ペン先が乾いてしまっても、付属インクであればペン先に水を含ませて回復できますが、顔料系カーボンインクは回復し難いので要注意。喫緊の理由がない限り、耐水性はブルーブラックで事足りるでしょう。
　プレピーには万年筆のほかにサインペンと蛍光マーカーがあり、ペン先以外殆どを、インクカートリッジをも共用できますが、蛍光マーカーだけは専用インクのようです。
　サインペンと蛍光マーカーには替ペン先まで用意されています。プレピー水性ボールペンもあるといいですね。

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　環境問題と資源問題により、従来使い捨てられてきたこのような安物にまで再使用可能化が求められ始め、法整備(グリーン購入法)までされています。
　プレピーは再生樹脂使用率が高くグリーン購入法対象品でもありますが、少し調べてみたらこの法には税制上の優遇措置等は無く、さらにインクカートリッジや替芯は対象外。
逆にすればいいんじゃないかなー。そして替芯等の消費税率を4%免除すればチームマイナス6%にも貢献できるんじゃないでしょうか。

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