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ぺんてる シュタインシャープ P313,P315
2012/12/18 18:00


ぺんてるシュタイン0.3 P313-CW白

ぺんてるシュタイン0.5 P315-W白

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 近年復権している、かもしれない非ゴムグリップ細軸シャーペンの新製品。2012年8月発売、日本製?

芯径.3mm/.5mm、付属芯3本。
軸色各6色、半透明軸が.3mm。
.7mmか.9mmもあれば良かったのに。

 ペン軸径は鉛筆より少し太いくらいでロットリング ティッキーや前回のゼブラM301A同カラーフライト並み、好悪がわかれますが、太軸がかえって疲れるとか書き始めは細軸がいいって人々に合うでしょう。4mmスリーヴも芯先が見やすい。

 グリップは金属鈑。
24コの六角孔を開け、48コの刻印を打刻した金属鈑をプラスティック軸に巻きつけ、べたつかず痛くならないグリップになっています。
滑り止め効果自体は低いので脂性や汗かきにはつらいかも。

 重心位置が軸長比46%(65.5mm)。やや前寄り。
軽い力で書ける、というより軽い力で書いたほうが扱いやすいのが細軸です。

1ノックあたりの芯繰出量
.3芯径 0.35mm
.5芯径 0.55mm
残芯約12mm
 口金やクリップ、チャック等強度を要する部品が金属製。
 細軸は軽く書いたほうが扱いやすいけれども、内部機構は高筆圧にも耐えられる製図仕様。
そのこともあって作動がちょっと重く、ノック負荷約650g(.5mm)で同社グラフギアと同じくらい。
そのぶん堅牢であろうと予想されます。
 クリーニングピンなし、替え消しゴムφ5mm×9mm,Z2-1N,4コ入り。
同社グラフギアやスマッシュと互換。



 シュタインなる品名は同社シャーペン芯Ainシュタインに合わせたもので、付属芯もAinシュタインHB。
また本品とともにAinシュタイン芯限定ケースや黒いシュタイン消しゴムZEST10Aが同じ什器で売られています。
シリカ混合されているのはシャーペン芯だけに思いますが。

 本品の原型は同社ヒューP35。→[新製品] ぺんてるシュタインシャープのhueっぽさから中身を予想|シャーペンメモ
 ややこしい話ですが、シュタインシャーペンには2011年3月に限定発売されたSTEIN×graniph P303,P305もありました。

 ヒューもグラニフP300系もシュタインP310系も内部機構が同一、前述のように元来製図用機構で1960年代ころの設計ながら良品です。
いまでは役目を終えた製図用も姿を変えて造られ続けているんですね。
あとは.7や.9を追加して海外展開しているP300系(P200系)を逆輸入したらいいんじゃないかなあどうかなあ。
シュタイン 限定シャープペン0.3mm【ブルー】P303S-CW
マーケットプレイス品
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