07/03 ( 15:32 )
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「お前にとって俺はそんなもんだろうな、」
ザキさんの鋭い目線に肩が震えた。どうしたらいいのか、分からない。自分は、ザキさんのことを、どんな風に見ていた…?同じチームで、同じ寮で、同じピッチに立つ先輩で、憧れで…好きな人で。
ライバルなんて考えたことも、なかった。
「俺は、チームの後輩も先輩も皆、ライバルだと思ってる。もちろんお前のことも」
息が詰まった。同じプロとしてこんなにも意識が違うのだと、無性に自分の存在が見当たらなくなる。苦しくて深く息をはいて、吸う。
「そう思ってない時点で、お前にとっての俺はそんなもんなんだよ、」
つり上がっていた眉は下がり、今にも泣いてしまいそうに揺れたザキさんの瞳が伏せられて、横をすり抜けていった。
涙が溢れて立っていられなかった。自分の告げた言葉も全て無になる。息が、出来ない。
溺れる呼吸
>>7月になりましたね。なんと7月は20巻でますねふふっ\(^^)/ってことで勉強合間に妄想してよく分からないものが。とりあえずネタバレっぽいですが(気をつけて)あ、本誌派でして。赤崎さんが椿を意識するという、なんだよただのザキバキかよというシーンがありまして。たぶん20巻には出るかなーと。ザキバキプチ遠恋の最中にコイツwwwとかテンション上がってしまったんですが。そんなこんなでいろいろ考えたらこんなん書いてました。ザキ→←バキな癖に赤崎のプライドっていうかプロ意識の高さからくる感情(だからプライドじゃないか?)がゴチャーッてなってるザキバキとかどうですか←
とにかくザキバキ大好きです早く文とか原稿したい(´;ω;`)
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