番外編 | ナノ

〜take2〜


「うし!行くってばよアリス!」

「また?しつこいわね」


前回と全く同じシチュエーション。

ナルトはアリスの手を引いて走り出した。

その途中で、アリスは同じくナルトの足を引っ掛ける。


「ぅえふっ!?ぶっ!」

「ハッ、もうその手には掛からねェぜ!」

「ッ、」


昨日とは違い、後ろの三人はナルトを避けた。

こけたナルトはチョウジが引っ張り起こして次はキバがアリスの手を引く。

舌打ちしたげに息を吐くアリスだが、過ぎたことは仕方ないと次の手を考え始めた。


「おい、あの窓から出んぞ!」

「あぁ!」


丁度いい具合に開いていた窓。

5人共勢いを殺さずにそのまま飛び越えていく。

そして窓枠を飛び越えた頃、アリスがキバの着地地点に何かを投げつけた。


「ん?、おわっ!」


転がっていたのは多数のビー玉のような玉。

キバは為す術もなくその玉に足を捕られてひっくり返った。

事前に予想していたアリスはその地点を避けて着地したが、続けて出てくるナルト達がそんなことを出来るわけもなく。


「ゲッ」


ドスンドスンと山積みになる4人。



「フッ・・・それでは御機嫌よう」

「あ、待てってば 「ここか!」 あー・・・」

「見つかっちゃったね」


ナルト達、アウト




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