DOCUMENTARY | ナノ



2015 0315 Sun

今が幸せならそれでいいじゃないの。という理屈は、いわば現実逃避にも似ています。白田はもっぱら先を考えずに今の楽しさを優先するので、現実逃避が日常茶飯事です。白田の逃避行に付いて来られる方に出会いたいものです。

拙宅、市松が三周年を迎えました。まことにありがたいことです。誰かのためにサイトを運営するなんて器用なことは白田には出来ません。自分が楽しいように、自分が楽なように、自慰行為のようなものです。誰かに見られて指摘されたら羞恥を感じますとも。少々下世話な話になりました、失敬。

めでたい日にも所用はあるもので、世間様は他人の自慰などに気を回しませぬ。回されても困る。何かめでたいことが出来たら、と考えてはいましたが、一番は中途半端な企画を終いにすることでしょう。終着点はそこで落ち着きました。
今現在ハンス少年を執筆中です。反吐が出そうなほど甘ったるくなってきて、珈琲が進みます。何故こんなオチにした。
少しずつパソコンに触れる機会が増えてきたので、しっかり更新するように努めます。文章を書くことは相変わらず楽しいです、もちろん。

昨日はホワイトデイでしたね。今年は家族にも渡さないという行事を一切合財無視した行為に及んでしまったので、少し後悔しています。チョコレートが奇麗に並ぶ店内を見つめることはわくわくします。
テレビ番組でもそれ関連の特番が多々あっていて、その大半が女性の求めるお返しについてでした。何倍返しが理想だとか何がほしいだとか云々。女の人の貪欲さが垣間見えて楽しいですね。
常々思いますが、バレンタインデイに対する男性の姿勢は謙虚であるのに対し、ホワイトデイに対する女性の態度は実に傲慢ですよね。あげたのは女性なのに、と思ってしまいます。
小学生のころに、チョコレートを溶かして固めた実に面白味のないものをあげたことがあります。さぞ甘くて淡白で美味しくなかったろうと思いますが、相手はハンバーガーの形をしたチョコレートのお菓子をお返しにくれました。集団下校の待ち時間にぶっきらぼうに渡されたことを、今でも覚えています。あれは忘れられないホワイトデイになりました。

実はこの良い思い出にはどうしようもないおまけ話があります。当時のバレンタインデイ、チョコレートをあげたのは結果としてその彼だけとなってしまいました。と表現するのも、ほんとうは他に複数名あげる予定があったのです。
しかし、白田のチョコレート製作に失敗が発生しました。その失敗とは、チョコレートが固まらない、という珍事です。お分かりいただけますか。@溶かすA固める、この単純な二工程が遂行されなかったのです。

その原因はただひとつ、白田がこの工程にひとつ手を加えたためでございます。@溶かすA混ぜるB固める、当時の私は以上の三工程にしました。
さて、ここで問題です。デデン!白田は一体全体「ナニ」を混ぜたでしょう。片仮名表記に邪な意図はございませんのであしからず。むしろ邪って何のことですか。なにを考えたんですか。正気ですか。
この回答にまったく引きずる意味などないのですが、追記がどのように表記されるのかが気になるので引きます。正解発表は追記で。

私は更新もせずに何の話をしているのでしょうか。むしろ私が正気かどうか調べてほしいくらいです。きっと正気ではありません。
しかし、人間は少しくらい狂っていたほうがよいものです。常人の中に狂気が垣間見えるとわくわくしませんか。仲良くなりたくなりませんか。つくった狂気はそれはそれで面白いですが、やはり素のほうが魅力的ですね。
ここで言う狂気は、たとえば理想的な人格者である上司が実は女装癖を持っているだとか、町のお巡りさんが絞首をしながらでないと性行為を楽しめないだとか、そのようなものです。一般人には理解しがたい性癖のことを意味しています。
そういうことを妄想しながら電車に乗ると、楽しい暇つぶしになると思いますよ。隣に座るサラリーマンの左手首には異常な数の自傷痕があるかもしれない、つりかわを掴むあのおばあちゃんの家には拘束された少年が喘いでいるかもしれない。ふう、楽しい。

残念なことに白田にはそのような性癖は持ち合わせていないようなので、これから開拓できればいいですね。
もちろん、法に触れない程度で。

夢の中でも空は飛べぬ