【作品所感】短編(千空)更新しました。
2023/02/06 00:28

「石神千空の猫箱」

千空が好意を自覚したら斜め上の思考に飛んで勝手に自分を振り回してそうだな、というお話でした。
漫画的比喩表現を小説の形にしているなという気持ちで書いていました。分かりにくかったら…すみません!
彼は科学者で探求者ですから、努力もせず他者に答えを与えてもらうのは好まないだろうな、という解釈が根底にあります。
なので結論を第三者に委ねようとしている時点でだいぶ変ですし、変な状態であることに気づき、ゲンに暴かれる前にちゃんと己で決着つけてて良かった〜と安堵する流れでした。

モチーフ元はご存知「シュレディンガーの猫」。
そもそもは、生きている猫と死んでいる猫が同時に存在することになるよ→そんなのおかしいよね、という批判を引き出すための提唱らしいのですが、創作の世界だと前半の内容だけが引用されてるって感じですね。





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