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宴会準備
By 安海
2011/10/26 17:49
「店長さん、お酒くださーい」

Barのカウンターに現れたのは、今日はバイトに入っていないシューコ。

「賄いやなくて、買うん?珍しいやん。何がええ?カクテル?」
「ううん、今日は、ボトルで」
「ぼ、ボトル?」
「はい。店長さんは、紅葉狩りの話聞きましたぁ?」
「あー…あれな」
「実はさっきカジノで当てちゃって〜。ちょっと奮発して、持っていこっかなぁーって」

ふふふと楽しそうに笑うシューコ。お金が入るとすぐ使いたがるこの浪費癖を直せば、賄いに縋る生活もしなくていいだろうにと思う名無。

「社員割引、ちょっと安くしたるわ」
「やったー!」

嬉しそうなシューコが選んだのは焼酎。なんとも男らしいチョイスだ。

「そ、それでええん?」
「え、やっぱり用意されてますかね?」
「どうやろね…」
「まあ、あってもいいや。あたしこれ好きなんで」

にこにことご機嫌なシューコに、名無はそれ以上もう何も言わないことにした。




「あれ、シューコさんこんにちはー」
「ゆもちゃんお疲れー」

バイト中、接客をしていたゆもぎがカウンターに戻ってきて、シューコに気が付く。振り返ったシューコの抱えた焼酎に、一番に目がいくのは当然のことだった。

「げ、そんなでかい焼酎どうしたんですか?」
「げって何ー。今買ったの」
「ゆもぎくんは行かへんの?紅葉狩り」
「行こうかなとは思ってます。ちなみにシューコさんはいつ行くつもりですか?」
「今週の週末かー…ってもしかして一緒に行きたいの?ゆもちゃんかわいいなー」
「いやまさか…だって、シューコさん飲む気でしょ?」
「うん…あ、まさか避ける気ぃ?絶対くっついて行ってやる〜」
「ついてきても隣には座りませんからね!」

ゆもぎと同じようにシューコの酒癖の悪さを知る名無は、苦笑いで二人の会話を見ていた。



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かのとさん宅名無さん、ちるさん宅ゆもぎくんと、いつものBarの従業員さま方をお借りしました(>_<)
紅葉狩りと言いつつ、紅葉狩り前ですが…宴会と聞けばシューコも飲みたがります。基本強いですが、一回酔いが回るとやっかいだし、飲ませ上手なので、ゆもぎくんとか隣で飲みたがらなそうという妄想でした(>_<)

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無題
By ちる
2011/10/29 20:37
あずちゃんこんにちは!毎度お世話になってますちるです!
この度はゆもぎ使っていただきありがとうございましたっ^^

焼酎をチョイスするシューコちゃんの男らしさに思わず「え、かっこいい…」と呟いてしまったのは内緒です。
飲ませ上手なシューコちゃんおいしいです!これはぜひともゆもぎを困らせてもらわねば…←


では、ありがとうございました!

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