何度目かもわからない射精を受け、喉の奥がひくひくと引きつる。
腹の中が熱い。
吐き出された熱だけに反応し、やがて力を抜いた。
だが、シュヴァーンのそれは出した後だと言うのに未だに堅さと熱を帯びている。
故に行為はまだ終わらないのだろうと、嫌でも諦めてしまう。
事実、直ぐに律動は再開され、力の入らない腰を掴まれ、がつがつと穿たれる。
――終わらない。死ぬか孕むか、どちらかを選ばない限り、終わらない…。
シュヴァーンの囁き声を耳にしながら、徐々に意識を失うのを感じる。
「愛している」
捻りも何もない、一方通行な思いをぶちまけられたのを最後に、アルエは意識を飛ばしてしまった。
ただの悪夢であって欲しいと、それこそ夢のようなことを考えながら…。
Korruption3