「謙遜だね。得意じゃなくても泳ぐのは好きだろう」
「うん、昨日は遠足に行く前みたいにドキドキしてた」
「そうだと思ったよ」
赤司は笑ってなまえの手を取った。
「はぐれるといけないからね」
確かにこの年で迷子は恥ずかしい。
なまえは指を絡めて赤司の手を握り返した。
「さて、まずはどこに行こうか?」
ウォータースライダーに行く
波のあるプールに行く
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