「んふっ、見て見て〜! 携帯の待ち受け、この前ゲットしたマッチョメンにしてみたんだけど、どーお?」 「キモいもん見せんなオカマ。王子の待ち受けは、踊る仔猫のフラッシュだぜ」 「俺の待ち受けは猫を膝に乗せたザンザス様だ」 「う"お"ぉい、猫のどこがいいんだぁ?」 「あらスクったら猫嫌いなの?可愛いのに」 「猫嫌いとかありえねー」 「貴様、猫に何か恨みでもあるのか」 「リア充にも喪男にもオカマにも好かれているなんて凄いね。うまくグッズ化すればいい金儲けが出来そうだ」 「ぬこかわいいよぬこ」 「う"お"ぉい!てめえら俺にも解る言語で話しやがれぇ!!」 「まあまあ、落ち着いて。…あら、ボス、なまえちゃん電話よん」 『もしもしザンザス?この前はメールありがとう。あの“カスはかっ消す”の猫のアスキーアート、凄く可愛かった』 「ハッ、それなら今度は“カス鮫を虐待する猫”シリーズを送ってやる」 『わーい!』 「なん…だとぉ…」 |