「お前らそんなとこで何やってるびょん?」
「犬、骸様の邪魔しちゃダメ」
「犬…今は入らないほうがいい」
「あ?なんれ?」
「私のほうが骸のこと大好きなんだからっ!」
「僕なんて、君のこと大好きどころか愛してますよ」
「私も愛してるもん!」
「僕はその百倍愛してます」
「じゃあ私は千倍!」
「クフフ…僕は万倍です!」
「じゃあ私は一億倍!」
「クハハハッ!僕は無量大数倍です!!」
「……ううう……」
「ね。わかったでしょう?僕のほうが君を愛しているんですよ」
「骸……」
「うぇぇ…なんか胸焼けがしてきたびょん……」
「あ、骸様、ソファに押し倒した」
「めんどい…始まる前に行くよ、二人とも」
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