朝、目覚めると五条先生と夏油先生に挟まれて寝ていた。
朝から両隣に美形が寝ているというのは、ある意味衝撃的な光景だと思う。どちらを向いてもタイプの違う整った顔があり、身体には二人分の腕が離さないとばかりに絡みついていて身動きもままならない。

昨日は確か、出張から帰ってきた先生達に攫うように五条先生の部屋に連れて行かれて、そこで先生達によってたかって可愛がられたのだった。
途中から記憶がないのは限界を越えて寝落ちしてしまったせいだろう。一人でも大変なのに二人がかりだったのだから当然と言えば当然かもしれない。

とにかく、そろそろ起きて支度をしなくては授業に遅刻してしまう。
そう思って起き上がり、ベッドから出ようとしたのだが。

「こら、どこに行くの」

「頼むから私から逃げないでくれ」

四本の腕に絡め取られてあっという間にベッドに逆戻りさせられてしまった。
あっ、五条先生おっぱい吸わないでっ。
夏油先生にいたっては昨日先生達を受け入れていた場所を指ですりすりしている。
先生達のえっち!

「だめ、だめです、もう起きないと」

「んー、もうちょっとだけ」

「いい子だね。キスをしてあげるから大人しくしておいで」

五条先生に乳首をちゅくちゅく吸われながら、もう片方を指でくりくりと捏ね回されて。
夏油先生にキスをされながら長い指を入れられてくちゅくちゅと弄られてしまえば、私のような小娘が抵抗出来るはずもなく。

「んっんっ、なまえのおっぱい美味しい」

「気持ちいいかい?ほら、君のここ、もうこんなに柔らかくなって私の指に吸いついてきているよ」

「あっ……!あっ……ん、あっ!」

結局、三人揃って遅刻してしまい、先生達は学長にめちゃくちゃ怒られていた。
だからだめだって言ったのに……。


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