「今日はポッキーの日なんですよ」

「うん、知ってた」

「おや、さては君もポッキーゲームに興味が?いやらしい子になりましたね」

「毎年ポッキーの日になると骸が来るから覚えちゃったんだよ」

「いいんですよ、誤魔化さなくても。僕とキスがしたくて仕方がない君はとても可愛いです」

「これ絶対骸のほうが可愛いよね?」

「おや?何故かこんなところにポッキーが」

「いちごポッキーだね」

「せっかくですから、ポッキーゲームをしましょうか。先に口を離したほうが負けですよ」

「うん、知ってる」

「それでは始めましょう」

「ん」

「ん……ちゅっちゅっ、ちゅっぱあ」

「あのね……普通にキスするんじゃダメかなあ?」

「ダメです。ほら、咥えて」

「んん」

「クフフ……いい子ですね」


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