百合を象る傷痕に、
エメラルドの少年

まったく、父親に似たのね

面影が重なるたびに思い出していた

いつかあなたに聞いてほしい

躙り寄る不穏な影

あなたから与えられた光でわたしは今日も歩いてゆける

癒えない孤独は愛に似ている

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