:: 猫と夜長
2020.09.23 (Wed) 22:58

湊「遥ぁ(^q^)」

くんくん
すりすり

湊「ね、遥ぁ(^q^)」

遥「くっつくな(-""- )」

湊「ねえってば! ねえ!」

すりすり

湊「しようよぉ(^q^)」

遥「うるさい。邪魔するな(`´)」

湊「しようってば! はぁはぁ、いい匂い(クンカクンカ」

遥「うるさい!(殴)」

湊「ぐふっ。なんでぇ、昨日もダメだったじゃん(T_T)」

遥「(`ヘ´)」

湊「そんなにいちゃいちゃするのイヤなの?(´;ω;`)」

遥「お前だってレポートあるだろ」

湊「明後日までだもん。だから今日はしてもいいじゃん、ねえねえ(^q^)」

遥「(プイッ」

湊「(´;ω;`)」

遥「(`´)」

湊「じゃ、せめてちょっと後ろからぎゅってさせてよ。満足したら退散するから(・ε・` )」

遥「ふん……」

湊「へへへ( ´∀`)」

ぎゅっ
すりすり

湊「ああ〜〜癒されるぅ〜」

遥「(変な奴…(´ `))」

湊「すうはあ!くんくん!お風呂上がりたまらん!」

遥「黙ってやれ(怒)」

湊「襟足のところで思いっきり深呼吸!すうはあ!」

遥「(くすぐったい…;)」

湊「うう、ふとももぺろぺろしたい…うちがわはむはむしたい…」

遥「出ていけ(`´)」

湊「ちょっとだけ…」

遥「( ゚皿゚)」

湊「ううっ。最近冷たくない? やっと涼しくなって夏バテも解消して『寒くなってきたね。あっためてあげよっか』ってのが通じると思いきや(´;ω;`)」

遥「勉強の秋だ( ゚皿゚)」

湊「俺だって読書の秋!してるし!でも秋の夜長はあったかい毛布に二人でくるまっていちゃいちゃでしょ!(´;ω;`)」

遥「夜は寝る(怒)」

湊「そんなぁ。ひとり寝は寂しいじゃん、ね?」

遥「別に」

湊「俺は寂しいの!はるにゃん抱いて寝たいの!」

遥「猫でも抱いてろ(怒)」

ーーー

遥「そろそろ寝るか…」

にゃーん

遥「?」

湊「もー、甘えちゃってかわいいんだから。はるにゃんゴロゴロ喉鳴らしてるじゃん」

ごろごろ

遥「なんだその猫…」

湊「ん? はるにゃんだよ。ノラちゃんなんだけど、最近急に冷えてきたからかな、おうちに入れてほしそうだったから連れてきたの。ほらかわいーでしょお(^q^)」

ぷいっ

湊「あ、遥は会ったことなかったっけ。人見知りなんだ、俺にはなついてるんだけどね」

遥「……」

にゃーん

湊「んー? 俺のお布団入りたいの? 仕方ないにゃあ(^^)」

もぞもぞ
ごろごろ

湊「ふふ、気に入った? 猫抱いて寝るとあったかいって言うし、今日ははるにゃん抱っこして寝よっと」

遥「そんなの布団に入れたら毛だらけになるだろ」

湊「そこまで毛が抜ける子じゃないから大丈夫。ほらほら、毛布からちょこっと顔覗かせてるのかわいくない?(^^)」

にゃっ

遥「あざといだけだ(`´)」

湊「えーそう?」

ふにゃあん

湊「もー、甘えた声出しちゃって。はいはい、もう寝ようねー。じゃ、お休み遥。勉強もほどほどにな」

バタン

湊『ほらおいで、抱っこしてあげる。ちょ、すりすりしすぎだってば。あはは、くすぐったいって〜』

遥「(なんだあいつ……イライラする…)」

遥「(真冬でもない時期に…寒くないだろ、猫なんか)」

遥「(ひとり寝が寂しい、なんて…)」

遥「寝るだけなら、許してやったのに」

湊『はるにゃんよしよーし。ふかふかであったかいなぁ』

遥「………」

ーーー

遥「っ!」

湊「お。起きた?」

遥「? 猫は…」

湊「猫?」

遥「猫と寝たんじゃないのか」

湊「なんのこと? あ、夢でも見てたんだろ。遥、勉強してたと思ったらかくんかくんってうたた寝しちゃって、こうやって座ったまま俺にもたれて寝てたんだよ。ほんの15分くらい」

遥「え」

遥「(夢で嫉妬してたのか……(T_T))」

湊「風邪引く前に起こそうとは思ってたけど、この体勢もぎゅっとできて悪くないかな〜なんて(^q^)」

遥「……」

湊「(あっやばいまた怒られる)」

遥「………さ、むい」

湊「えっ。まさか湯冷めした? ちゃんとブランケットかけてたのに(゜゜)」

ぎゅっ

湊「大丈夫? 寒気する?」

遥「する……かもしれない」

湊「風邪の一歩手前かな。ごめんな、さっさと起こして布団で寝かせればよかった(´・ω・`)」

遥「///」

湊「……こっち向いて?」

遥「嫌だ」

湊「やだ。気になる」

遥「嫌だ」

湊「遥、嘘ついてる時 肩の骨がぽこってなるよ」

遥「えっ」

くるっ

湊「嘘でーす(^q^)」

遥「!!」

湊「あ、やっぱり顔赤い。耳もちょっと赤いもんね」

ちゅっ

遥「っ///」

湊「あれ? さっきはあんなに拒否してたのに、お耳触っても怒らないんだ?(^q^)」

遥「ちがっ…」

湊「真っ赤になっちゃった。お熱あるのかな〜?」

ぺとっ

湊「んー、ないなぁ。でも寒いのは病気かもしれないし、俺の部屋でゆっくりじっくり確かめた方がいいのかなぁ(^q^)」

遥「う…///」

湊「猫でも抱いてろって言ったのは遥だろ? 俺にとっての猫ははるにゃんだけだし。ほらほら、あったかいところであったかいことしようね〜」



prev|↑Log|next

↑main
×
- ナノ -