:: リーマンパロ みな+ひの 2020.09.14 (Mon) 22:24 回春〜の一ヶ月後あたり。 強敵の得意先に最強の営業(湊)と最強の技術(火野)がタッグを組んで挑んだ後の飲み+おまけ ・みなひの みな「じゃ、改めて今日はお疲れ様でした(^^)」 (⌒‐⌒)「はい、お疲れ様でした」 みな「ささやかだけど、明日は休みだしぱーっと弊社の無事をお祝いしよ。かんぱーい」 かちん (⌒‐⌒)「まさか小宮さんに同伴させて頂くとは思いもしませんでした」 みな「ほんとな。いつもは製品開発が付き添ってくれるんだけど、今回は担当者がいなくてさ。厄介なお客だから技術的なこと説明できないとマジでクレームからの賠償ってのもなくはなかったから、火野くんいて助かった(^^;」 (⌒‐⌒)「お役に立てて何よりです。担当者というのは製品課のMさんですね」 みな「そーそー。たまたま有給だったらしくて昨日電話したら『ごめん無理!』って。いちおー大口のお客だし、技術部に泣きついたらまたとんでもなく優秀な人を連れてきてくれたなぁと; 確かに俺だけじゃ手も足も出なかったもんなぁ」 (⌒‐⌒)「ご謙遜を。小宮さんは本当に相手を煙に巻く術に長けていらっしゃいますよ」 みな「褒めてないよね(^^)」 (⌒‐⌒)「いえいえ。僕もご期待に添えるかは心配でしたが、ひとまず弊社の責任でなかったことは納得頂けましたし、営業の方の振る舞いも勉強になりました」 みな「うわぁ、なんかそこまで素直に褒められちゃうと逆にビビるな。ていうか君、あの製品の原理作ったってマジなの?」 (⌒‐⌒)「一から作ったわけではありませんよ、もちろん。既存のものに手を加えて性能を向上させるのが僕たちの仕事ですから」 みな「そうだけどまだ二年目始まったばっかりじゃん。はー、理系でガチってる人間てやっぱやばいのな」 (⌒‐⌒)「まだまだ若輩者ですよ。客先での勝手もわからず、今日は小宮さんのフォローがあってこそでしたし」 みな「負け戦かなーと思ってたけど途中でひっくり返してくれたのはほんとかっこよかったよ。絶対敵に回したくないと思ったね」 (⌒‐⌒)「おや、少し前まで敵だったのでは?」 みな「そりゃーかわいい恋人にちょっかい出してくる奴はみんな敵でしょ(´ 3`)」 (⌒‐⌒)「ちょっかい? 僕は冗談ではなく桜井さんと本気でお話したかったんですが」 みな「怒るよ(^^)」 (⌒‐⌒)「すみません。僕はあの時から今日までずっと、小宮さんには味方でいて頂きたいと思っています」 みな「どーだか。でもまぁ共同戦線張れば筒がなく任務が遂行できるってのは今日わかったよ、また何かあったら声かけさせて」 (⌒‐⌒)「ええ、もちろん。できる限り協力させて頂きます」 みな「ありがと。って、なんで火野くん食べないの? それで飲んでて大丈夫なわけ?」 (⌒‐⌒)「いいんです、お腹いっぱいになるの嫌いなので」 みな「俺も八分目越えるのは好きじゃないけど、飲みに行ったら〆まで食べちゃうよ。てか昼も食べなかったじゃん」 (⌒‐⌒)「それでもこうして生きていけますし、仕事も捗りますから」 みな「そんで酒飲んで煙食べてたら不健康じゃない?;」 (⌒‐⌒)「おや、お許し頂けるんですね。では遠慮なく(カチッ」 みな「吸っていいってまだ言ってないんだけど(^^) あーもーいいや。俺は食べる」 (⌒‐⌒)「どうぞどうぞ」 みな「唐揚げうま。ひとりだからサラダとかしゃらくさいこと言わずに食べたいもん食べるぞ俺は」 (⌒‐⌒)「桜井さんはおひとりでご飯ですか?」 みな「んーん、俺が出張ってのを立花経由で知った水川くんに、ご飯食べに来ませんかって誘われたんだって。今頃三人でご飯じゃないかな」 (⌒‐⌒)「立花と水川の家は居心地がいいですからね」 みな「俺もこの前招待されたけど、すごいのほほんとしてたな。雰囲気が。水川くんも料理上手でさ、遥が炊き込みご飯気に入ってて、同じレシピで作れって言われた(^^;」 (⌒‐⌒)「おやおや(笑) それは小宮さんの料理の腕を見込んでのことでしょう」 みな「うう。それにしたって、水川くんにはちゃんと『うまい』って言うのに俺にはちっとも言ってくれないんだよなぁ。毎日頑張ってるのに」 (⌒‐⌒)「毎日だからこそ言うタイミングを逸しているのかもしれませんね。今は試用期間で仕事に一生懸命、というのもありますが」 みな「だいたい時短だけど、時々フルタイムで働いてくるとぐったりしてる時あるもんなぁ。うんうん、遥だって頑張ってんだよな。焼鳥うまい。えっ何これ鶏皮パリパリなんだけど。すみませんこれ三つ追加で! あとビール! 二つ!」 (⌒‐⌒)「お気遣いありがとうございます」 みな「え、二つとも俺のだけど」 (⌒‐⌒)「そうきましたか」 みな「冗談に決まってるじゃん。さーて、ビールの次なんにする? 火野くん普段何飲むの?」 (⌒‐⌒)「僕は何でも飲めますよ」 みな「こわ。んじゃ安定の日本酒にするかな」 (⌒‐⌒)「小宮さんはお酒がお強いとかねがね伺っていますので、こういった日を楽しみにしていたんです」 みな「君も死ぬほど強いって聞いてるから俺は今戦々恐々としてる。遥だってご飯終わったらうちに帰ってくるし、やだよ、俺も終電までには帰るからな」 (⌒‐⌒)「ではそれまでに決着をつけましょう」 みな「君は? うちどこだっけ、この辺じゃないだろ?」 (⌒‐⌒)「会社からは少し離れていますね。でも明日は休みですし、帰るのも面倒なのでこの辺りに泊まります」 みな「へー。予約とったんだ、どこ?」 (⌒‐⌒)「****ホテルです」 みな「はーーー!? 一泊数万じゃん! いや、スイートだと数十万…下手すると桁がもうひとつ…」 (⌒‐⌒)「そこまでではないです。スイートですけど」 みな「数十万じゃん!!! はあああ!? なんで―――あ、そういう…こと。へー(´Д`)」 (⌒‐⌒)「そういうことですね」 みな「ふーん、言い方悪いけどやることはやってんだ。なんか安心した(´ 3`)」 (⌒‐⌒)「こちらの都合で振り回してばかりなので、会える時は贅沢したいんです」 みな「はー、いいなぁ。俺もぱーっと使いたい時あるけど、そんなん予約したら遥にどんだけ怒られるか。そういうのなんも言われないの?」 (⌒‐⌒)「言われませんでしたね。驚きはしましたが、怒ってはいませんし、むしろ嬉しそうでした。まぁ僕のお金ですし。桜井さんが怒るのは、財布も同然と思うくらい小宮さんが大切だからでしょう」 みな「うう。え、割勘にしようとかも言ってこない感じ? 払えるかは別として」 (⌒‐⌒)「さぁ……。額も額ですが、個人で思い立ったことは個人で責任を持つべき、という考えなので。僕もどちらかというとそうですし、払わせようとか、他の見返りは求めません」 みな「ドライってわけじゃないけど、へー、そんな感じなんだ。俺はなんでも二人で決めたいなぁ」 (⌒‐⌒)「桜井さんもそうだと思いますよ」 みな「うんまぁ、二人で決めるってかほぼ俺が好き勝手考えて、遥は軌道修正役だけど。それが合ってるかなぁ」 (⌒‐⌒)「ふふ」 みな「なんか意外。てっきり火野くんの恋人って遥とか水川くんみたいなタイプかと思ってた」 (⌒‐⌒)「そうですか?」 みな「んーでも、よく考えたら君 めっちゃ闇深そうだからその辺許容できる子じゃないと無理だよな(-_-;) もしくは全然気づかない筋金入りの天然」 (⌒‐⌒)「お察しの通りです。前者ですね」 みな「やっぱり?;」 (⌒‐⌒)「決して女神のような包容力があるわけではないんですが、僕に限ってはどこまでも広い心で受け入れてくれると思います」 みな「うわ 出た惚気。やめて、俺 他人の惚気は別に聞きたくない(-_-)」 (⌒‐⌒)「ご自分はたくさんお話しされていらっしゃるのに、ですか?」 みな「君だって他人の煙吸うのキライって言ってたじゃん。はー、いいなぁスイート。どんな感じだったか後で教えてね。ジャグジーとかあんのかな」 (⌒‐⌒)「あるかもしれません」 みな「夕飯は今食べてるけど、朝ご飯はルームサービスなの? 部屋まで運んできてくれる感じ?」 (⌒‐⌒)「そうだといいですね。僕はあまり食べないので、食事で決まった量を出されるのが苦手なんです」 みな「あー、遥も旅館行くとそう言う。俺が全部食べるから残すことにはならないけど」 (⌒‐⌒)「頼もしいですね。さすがに押し付けられませんし、好きなものを頼ませてあげたいです」 みな「ふーん。よく食べる子なの?」 (⌒‐⌒)「年相応には食べますよ」 みな「そもそもいくつ?」 (⌒‐⌒)「僕のひとつ下です」 みな「てことは立花や水川くんと同い年か。あーやっぱ年下だったんだ、火野くん年上は絶対嫌いだろうなって思ってた(^^)」 (⌒‐⌒)「嫌いです」 みな「俺の目見て言い切らなくても。いや恋愛対象の話だからいいんだけどさ(T_T)」 (⌒‐⌒)「小宮さんのことは好きですよ」 みな「やめて、いいから言わなくて; 」 (⌒‐⌒)「性別はお訊きにならないんですね」 みな「これで女の子だったら笑えるけどね」 (⌒‐⌒)「僕は特にどちらが好きというわけではなくて、性別で線引きしたくないだけですよ。人間は人間でしょう」 みな「まぁね。俺だって遥じゃなきゃいろいろ無理だし」 (⌒‐⌒)「ふふ」 ・零薫+遥 れい「桜井さんいっぱい食べてくださいね! 薫の飯、もご、めっちゃうまいし、もぐ、早く食べないと俺が全部食べ」 ごつん ( ._.)「食べながらしゃべるな(怒)」 れい「いたーいごめーん。がつがつ」 ( ._.)「麦茶で、いいですか?」 はる「ああ」 とぽとぽ はる「来て、よかったのか。飯くらい、ひとりでも…」 れい「全然いいっすよ! 先輩にはお世話になってるんだし、桜井さんにはお返しってことで(^^)」 ( ._.)「(コクコク」 はる「今日の、炊き込みご飯もうまいな」 ( ._.)「ありがとうございます。サバ缶アレンジです」 れい「生臭くなくてうまいっすよね。おかわり!」 ( ._.)「(ペンペン」 はる「(これは…さつまいもか。うまい)」 ( ._.)「クリームチーズと和えてみました」 れい「うまー!… にしても、火野先輩と出張ってのもすげー組み合わせだよな。最強じゃね?(^^)」 ( ._.)「誰にも負けなさそう…」 れい「今頃二人で飲みに行ってんのかー。どんな話してんだろ? あれかな、おとなーって感じの話!」 はる「Σぶふっ」 ( ._.)「大人の話って、なんだ」 はる「えっ、いや、それは///」 れい「だからー、砂肝が好きとか焼酎はロックに限るとかそういう! ね、桜井さんもそう思うっすよね!(^^)」 ( ._.)「た、たしかに…大人だ」 はる「(そういう話なのか……?;)」 ・人名をすぐ忘れる遥 れい「そういえば今日、同期の女の子に…」 ( ._.)「ムッ」 れい「ちがうよー、俺のことじゃないってば。火野先輩って彼女いる?って訊かれてさ、わかんないって言ったけどたぶんいないよな?」 ( ._.)「たぶん」 はる「(えっ)」 れい「だよなー。そんなことになってたらてんこがもっと騒いでるし」 ( ._.)「うんうん」 はる「(てんこ? どこかで聞いたような…)」 →次の瞬間にはまた(炊き込みご飯うまい)に戻る思考。てんこも零薫家にはたびたび飯をタカりにきてるけど鉢合わせしたらえらいことになりそう。 ・いらん深読みをするてんこ みな「適当に店決めちゃっていい?」 (⌒‐⌒)「はい、お任せします」 みな「んじゃここにしよっと。酒も豊富って書いてあるし」 (⌒‐⌒)「すみません。少し電話をしても構いませんか?」 みな「ん? いーよ。先に入って注文しとくから」 (⌒‐⌒)「お願いします」 バタン (⌒‐⌒)「もしもし? 仕事終わった?」 てん『今 ちょうど退勤押したところです』 (⌒‐⌒)「そう。疲れたでしょ? 先にチェックインしていいからね」 てん『……予約の時点で気づかれてるにしても、後からもうひとり(男が)来るって伝えんの気まずくないですか; 』 (⌒‐⌒)「僕は気にしないけど、一緒に行く方が気まずくない?(笑)」 てん『確かに(-_-;)」 (⌒‐⌒)「そろそろお開きかなって頃にまた連絡するよ。じゃあ、後でね」 てん『(そのタイミングでシャワー浴びとけってことか…///)』 →大人の都合で以降は割愛。ずっと前から思ってたけどひのてんはデート=ホテルしか浮かばない。本当に。火野はジェルでリッチでウェットなお高いゴム使ってそう(褒め言葉) ・おわりのみなはる みな「ただいまー。参ったよ、つぶされかけてさ。はるにゃんのお膝にだーいぶっ( ´∀`)」 はる「酒と煙草くさい。飲みすぎだ(T_T)」 みな「煙草は俺のせいじゃないもん。うー、だるい。もうちょいこのままいさせて」 はる「はぁ……(ネクタイゆるめる)」 みな「はるにゃん積極的ー(^q^)」 はる「ばか( ` ´)」 みな「へへ、ありがと。やっぱ俺 遥じゃなきゃいろいろと無理だなぁ」 はる「?何言ってる」 みな「んーん。今度、記念日(指輪渡した日)にスイート泊まろうね(^^)」 はる「無駄遣いするな(怒)」 →挙式は海外でちゃんとやるために日々節約してる。あと親への挨拶はまだ済んでないのでそこら辺もやってから。 ↑main ×
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