死せる英雄達の座談会4
エレ「死せる英雄達の座談会4ー!!」
一同「わー(パチパチパチ)」
シリ「なんかこれ、またですか?的なノリになってきてません?皆飽きてないか?大丈夫か?」
エレ「そればかりはわかんないなぁ…話してる俺達は楽しいんだけど、聞いてる別次元の皆はどうだか…」
オル「エレフ、座談会の度に疲れてる私が楽しいとでも思ってるのですか?」
エレ「だって結構この座談会ってシリウスといちゃいちゃ出来るだろ?楽しくないのか?」
オル「余計なことを言うのはこの口ですか。えい。引きちぎってしまえ(エレフの両頬を引っ張る)」
エレ「いひゃいいひゃいー」
シリ「こらこら、二人とも遊ばない!メンバーはいつも通り、俺シリウスと大将、オルフ、レオンさんで行きます」
レオ「今回は、座談会3で募集したお題、質問を、座談会3で答えられなかったものをお答えするよ。多くの投稿、感謝する(にこり)」
エレ「ひゃあいふひょー(訳:じゃあ行くぞー)」
シリ「…そろそろ離してやれよオルフ…」
オル「だってエレフの頬もちもちなんですもん」
エレ「いひゃいー」
Q.ネコミミを付けたら誰が一番似合うと思いますか?
エレ「オルフ」
シリ「オルフ」
レオ「オルフ君だね」
オル「なんですかその根拠もない一致団結」
シリ「いや、やっぱほら、可愛いし…」
オル「馬鹿なことを言わないでください!シリウスのくせに!」
エレ「中身も気まぐれで猫っぽいし、見た目も可愛いしさ」
オル「お褒めいただき光栄です、エレフ」
シリ「ちょっとちょっと、扱い違うんじゃないでしょうかオルフさん」
レオ「エレフも可愛いのだがね、エレフには兎耳をつけて貰いたい」
シリ「まだ引っ張りますか兎ネタ」
エレ「あーでもシリウスも似合いそう…」
オル「おっとここに来て変化球ですね。シリウス、どう思いますか?」
シリ「え、別に嫌じゃないけど…なんで?」
エレ「黒猫とか似合いそうだし」
オル「確かに、ちょっと猫目ですしね…じゃあシリウスで決定ですか?」
エレ「いや、オルフに勝る者はいない」
シリ「同意」
レオ「じゃあオルフ君で決定だね」
オル「なんでか知りませんが屈辱です…」
Q.エレフに質問します。レオンと結婚する予定はありますか?
エレ「……………。えええええこれこんなとこで聞いちゃうのか!?」
レオ「どうなんだい?エレフ(じぃ)」
エレ「…………っ(真っ赤)」
オル「エレフは、結婚?そんなもんこんな獅子とするわけねぇだろこのクソヤロウ、さっさと帰って枕でも涙に濡らしてな!と言ってます」
エレ「いや言ってない!言ってないからレオン信じてくれ!!」
レオ「大丈夫だよエレフ、オルフ君の言葉なんて毛頭も信じていないから(にこり)」
オル「っこの獅子王…!」
シリ「はいはい、今は二人だけの世界を作らせてあげなよ、な?オルフ」
オル「……………(むすっ)」
エレ「………ええと、俺、そこまで考えて、なかった…」
レオ「うん」
エレ「俺達、…実際は兄弟だし、結婚とかそう言うの考えてなくて…今が幸せ、だったから、その……っ…」
レオ「エレフ…?」
エレ「結婚、とか、そういうのじゃなくて、今が続けば…っそれで…いいって、…ごめん……レオン…っ(ボロボロ)」
レオ「(ぎゅ)……すまない、エレフ…。そうだな、結婚を考えるより、まず私たちが幸せを感じているかどうかが問題だ……結婚など考えなくてもいい、私は、エレフが居てくれればそれでいい。…エレフ、愛しているよ…」
エレ「……レオ、ごめ…っ……(ぎゅ)」
シリ「……ああ、本当に二人の世界を作ったな……」
オル「ええ…まったく、空気を読まない二人なんですから。…でも少しだけ羨ましい、ですね…」
シリ「………ぎゅってしてあげようか?」
オル「っ結構です…!」
Q.お互いの弱味を知っていますか?
シリ「ほらほら大将、鼻かんで!次の質問来てますから!はいティッシュ(鼻を押さえる)」
エレ「む…(ズビー)」
レオ「もはやシリウス君はお母さんだね」
エレ「シリウスお母さん」
シリ「大将、復唱しなくていいから。取り敢えず…お互いの弱点だってさ。オルフは低血圧でなんか常にふらふらしてるよなぁ」
オル「朝は弱くないんですけどね、血が足りてないのか貧血とか目眩はよく起こります」
シリ「だから毎回心配なんだよなぁ…。あと、耳触られるの弱いよな(さわ)」
オル「ひ、!(ぞくぞく)」
エレ「おお、ホントだ。ってことは擽りに弱いのか?」
オル「そう言うわけではありません!普段は全く効かないんですよ、エレフやってみてください」
エレ「どれどれ(こちょこちょ)…大丈夫?」
オル「ええ、指がもぞもぞ動いて煩わしいぐらいです」
エレ「ひどっ!」
レオ「つまりシリウス君が触ると効くってことだね。つまりは弱点がシリウス君ってことかな」
エレ「シリオルだなー」
レオ「酷いぐらいにシリオルだね」
オル「お前らなんてトラキアに八つ裂きにされて首をヘブロス河に流されて生首でレスボスに着いちまえ」
エレ「レスボス……つ〜いに手に〜入れた〜んだね〜…ぐすっ…ミーシャ…」
シリ「オルフ敬語敬語!お前敬語キャラ!大将もたった一言でトラウマ抉られてしまうようなガラスハートは捨てて!んで、大将達は弱点知ってるの?」
レオ「エレフは…言わずと知れたあれだね、ミーシャの話題を出すと一気に弱くなる」
エレ「ミーシャぁ…!(ぶわっ)」
シリ「大将泣かない泣かない!大将強い子!我慢して!!」
オル「シリウスお母さん頑張ってください」
レオ「シリウスお母さんティッシュはここにあるよ」
シリ「有難うレオンさんちなみにトラウマ抉らないでくださいレオンさん。更に俺はお母さんじゃないから!はいちーん(鼻を押さえる)」
エレ「む…(ズビー)」
シリ「はいすっきりしましたね大将、じゃあレオンさんの弱点を、トラウマ抉られた恨みを込めて思い付く限りどうぞ」
エレ「よっしゃまかせろ。……ドジ、天然、怖がり、空気読めない、好き嫌い多い、泣き上戸、朝が弱い、、寒がり、押しに弱い、変なところで可愛い、なんだか受けくさい…」
レオ「エレフ、もうその辺で……」
エレ「最近もう一つ増えたぞ、レオンはアメティストスに弱い」
レオ「!!」
オル「おや、かなりビックリしてますね」
シリ「名前出しただけでこの反応ってのは相当苦手と見た」
エレ「だろ?ここで俺がアメティストスになればもっと面白かったのかもしれないけど……」
レオ「……お願いだから、それだけは…」
シリ「おお、あのレオンさんがお願いを…」
エレ「大丈夫だよ、今は俺のターンだから」
オル「じゃあいつかアメティストス閣下のターンがあるんですね、楽しみにしておきます。あとはシリウスの弱点ですが…」
シリ「俺って飛び出た弱点ってあったっけ?」
エレ「無さそうに見えるけどなぁ…」
オル「いやいやエレフ、意外と弱点あるもんですよ?例えば怖がり、寒がりだとか…」
エレ「怖がりは知ってたけど、へぇ、寒がりなんだ」
シリ「いや、それはお前もそうだよな」
オル「私と同じだからって弱点じゃないって訳ではないでしょう?後は音楽系に弱いのと、朝に弱い…他には………エレフ、シリウスの動きを封じてください!」
シリ「な!?」
エレ「え、こうでいいのか?(後ろから羽交い締め)」
シリ「ちょっ…!」
レオ「流石だね、突然だというのに状況も理解せず素早く動いてシリウス君の動きを封じるとは…」
オル「それでこそ我らが総大将です(にっこり)」
エレ「素早さは誰にも負けないつもりでいるからな(威張り)」
シリ「何か嫌な予感するんだけど俺だけ…?」
オル「シリウスはもう一つ弱点があるんですよー、それはとっても擽りに弱いのです」
エレ「へぇ、感度良いんだな」
オル「ええ、とっても受けですよね」
エレ「オルシリ?」
オル「今度試してみようかと思います」
シリ「こらそこ受け共!凄い会話しない!試さなくていいから可愛いオルフのままでいてくれぇぇ!」
オル「嫌ですね、私はいつでもいつまでも何があっても可愛いですよ安心してください。そして覚悟をしてください(手わきわき)」
シリ「ちょ、いくらなんでも今ここで試さなくてもいいじゃないか…!」
オル「先程、耳を触ってくれたお礼です(にこり)」
エレ「頑張れシリウスお母さん」
レオ「骨は拾ってあげるよシリウスお母さん」
シリ「いや死なないし!オルフ、マジでやめよう、な?」
オル「天国に逝かせてあげましょう(にっこり)」
シリ「発言攻めくさぁぁぁぁい!!」
―――暫くお待ちください。
Q.もしも、エレフとレオンの立場が逆だったら?
オル「……ああ楽しかった(輝くような笑顔)」
エレ「いい笑顔だなオルフー、それにいい反応だったぞシリウス」
シリ「………(ぐったり)」
レオ「これは少し動けなさそうだね(撫で撫で)」
エレ「いいんじゃない?一回ぐらい休んでも。俺達の質問っぽいし」
オル「これは…エレフがアルカディアの王で獅子王が奴隷のち奴隷軍大将だったら、ってことですか?」
エレ「…なんか想像できないなぁ…」
レオ「確かに想像しがたいけど……私だったら耐えきれるかどうか…」
オル「…耐えきれるかどうかも解らないことを放置してたのですか、貴方は(睨む)」
レオ「………言葉も無いよ。謝る問題でもない…」
オル「…………」
エレ「っだぁぁぁあ!重い空気を作るな!シリウスがいないとこうなるんだから!それに俺だって、レオンの立場は嫌だ」
オル「何故ですか?」
エレ「第一王子のちにこの国の王だろ?そんなの、プレッシャーが大きすぎる」
オル「…まぁ、そうですよね」
エレ「それに、腹違いとはいえ…兄弟を殺さなければいけないなんて、俺には考えられない…(目を伏せる)」
レオ「……(エレフをぎゅ)」
エレ「…(撫で撫で)」
オル「………シリウスー、二人の空気になっちゃいました、いたたまれないですから早く回復してくださいー(ゆさゆさ)」
シリ「………もしさ、立場が逆だったら、大将…この場合はレオンさんか…ついていってた?」
オル「…状況がハッキリしないんで何ともコメントしがたいですが…ついていってない場合もありますね」
シリ「だろ?俺もそうだ。だから大将が大将じゃなければ俺達は出会ってもいなかったかもしれないんだよな。これって凄いことじゃないか?」
オル「…………えぇ、そう…ですね…(シリウスの手をぎゅ)」
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