クジャ先生!



「やぁ陽、おはよう」


「………。」



私は黙って保険医、クジャ先生の横を足早に通りすぎようとする
―が


「おやおや…この僕を無視なんて…いい度胸だね?」


肩を掴まれた


「あの…変態とは口を聞くつもりは無いんで…」


「変態?やだなぁ、僕の何処が変態なんだい?」


大袈裟な動作で肩を竦めて見せる先生


「いやいやいや…貴方を変態と呼ばずして、誰を変態と呼ぶんですか」


保険医らしく白衣を着ているのは全然オッケーだ。


だけど……下…ズボン穿いて下さい…頼むから………黒い…ビキニパンツ……



「クスっ…そんなに僕の股間に熱い視線を向けて「無いですから。」


言う前に対処しなきゃネ


「大丈夫、僕の股間が反応するのは君だけだよ陽…」


「にゅあぁぁぁぁ!!!!」


はぁはぁ言いながらクジャ先生が迫ってくる!!
助けて!!○○される!!


「ぐふっ!!」


いきなりクジャ先生の頭に何かが直撃した

バスケットボール…?


「あちゃー直撃(汗
大丈夫っすかぁ?」


ティーダ…助かった…


「ティーダ…校内でボール遊びは禁止のハズだが…!?」


「もうすぐ大会なんで、つい☆テヘペロ☆」


反省する様子がまったく見えないティーダ



「…僕と…陽の…愛の時間を…」


いや、そんな時間を過ごした覚えは微塵もありません。



「ティーダ!!お前には他の教員から大量の課題を出させてやる!!」


「げっ!!そんなぁ!!」


「ハハハっ!!泣け!!喚け!!」




…ティーダ、貴方の犠牲は忘れないわ…!!


その場を放置して
私はこっそり逃げるのであった。




続く
いや、やっぱり続かない。


END




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