飽き反芻

飽き反芻_オポチュニスト | ナノ
オポチュニスト



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あれから
私達は着替えを済ませて
汽車から降りていた

周りは皆ローブに着替え
キングス・クロス駅にいた時とは雰囲気が変わっていた
これから魔法学校に行くのだっと実感する



「ミシア、一緒のボートにのらない?」


「うん!」



私はルクレティアの方に駆け寄り
他の二人の女の子と一緒にボートに乗ったが
皆少し緊張しているのか
会話は一切なかった


――――――――――――――――――――――
――――――――――


『あれがホグワーツ魔法学校だ』



少し遠いところにいる先生だろう人の声が少し聞こえてきた

(本物のホグワーツ・・・・)

私が知っている映画のホグワーツよりも綺麗な建物
ついに来たんだホグワーツに



「ミシア!ボーッとしてないでいくわよ!」


「え、ゴメン待ってぇ」



ホグワーツに見入っていた私は
皆がボートから降りて
ホグワーツの階段を上っているのに気付かなかった



『ダンブルドア先生連れてきました』



ダンブルドア!!
私が映画で見たダンブルドアより髭がちょっと短いぐらいで
変わりない
ん?一体ダンブルドアって何歳なわけ!?



「もうすぐね」



ルクレティアは緊張しているのか、私のローブの袖をこそっと掴んでいる
か、可愛ぃ
は、鼻血出そう

なんて考えてると
最前列が広間に入って行ったようだ
私もルクレティアと共に広間に進んだ



「これより一人ずつ名前を呼ぶ、呼ばれたらこの椅子に座り、組み分け帽子を被るのじゃ」



始まった
組み分け

出来れば、ルクレティアと同じ寮になりたい
恐らくルクレティアはスリザリンだし、スリザリンに入りたいと思う
ここに来るまでは嫌だったけど、ルクレティアと同じ寮に入りたいと思うし
お父様もスリザリンだったから



「ラッシモア・ミシア」


「はい」



私が呼ばれた時
ルクレチィアが『頑張るのよ』って言っていたが
どう頑張れば良いのだ

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