飽き反芻

飽き反芻_痛みと愛と呪縛 | ナノ
痛みと愛と呪縛


フェイタンは痙攣したままの私の脚を掴んで下着を破き、中に入っていた機械を抜いきクリップをとった。

「んぁっあぁっ」

もう、少しの刺激でも私にとっては大きな快楽に繋がってしまうようで抜かれた感覚に軽く逝ってしまった。フェイタンはそんな私をみて楽しそうに笑いながら私のそこに自身のをあてがっていた。

「あっ待って、、っぁん、、お願い、、ちょっとっ、、ちょっとだけ、、待って」

何もしていなくても痙攣して逝ったような感覚が抜けないというのに、このまま入れられたら、やっと解放された快感が襲って来ればさっきと同じように気が狂いそうな感覚に陥るのかと思うとどうしてもそう言わずには入れなかった。

「もう大分待たね」

「あぁっあぁあああ、おっきぃいんっ」

フェイタンは自分があれに可愛がってもらえと散々私を放置していたというのにさも自分が待たされたかのように言って私の待ってのお願いも聞いてくれず、そそまま私の中に入ってきた。それは機械とは違い大きく熱く私は圧迫感で思わず恥ずかしげもなくただただ思ったことしか吐けなかった。
突き上げられた瞬間自分の身体の中身が上に上がる感覚と痙攣していた身体にまた、自分とは違う異物感と自分の意思とは違う動きをするそれに快感を感じる。

「もうああぁぁぁあ、イクッっぁああ」

「まだ入れただけよっ」

痙攣した私の中はかなりの力が入っているのかフェイタンは少し声を乱していた。それを聞いて、今までと違う快感を得てまたすぐに果てそうになるのを必死で抑えようとするが、フェイタンがそれを許さないように腰を動かしてくる。何度か逝くと徐々にさっきと同じように身体が勝手に動いてもうなにがなんだかわからなくなってくる。

「まるで野獣ね」

「あぁあ、やぁあめてぇ、あ゛ぁぁぁあ」

息が苦しくなって頭は真っ白になって自分が言った言葉も逝った後で聞こえてくるような気がして、自分が言った言葉なのかも怪しくなる。フェイタンが言ったようにもはや考えて言ったことでないそれは、本能的に勝手に出てくる言葉なのかもしれない。

「ハァッそんなに気持ちいいか」

「んんっああっあ気持っちぃいあぁっ」

「やめてほしいか気持ちいかどちね」

フェイタンの心底楽しそうな表情が見えてこのまま気絶したいと思った。私はフェイタンのこの顔が心底好きでたまらない。しんどいし苦痛なはずなのに凄く心は心地よくて気持ち良い。

「あぁあっまたっああんんん、、むりぃあああっ」

「何が無理ねハッ、、ァッ」

私を責めるフェイタンの声が少し荒れている事に気づいてフェイタンも気持ちいいのかと思うと凄くうれしい気分になる。もう、これ以上の快感は感じたくないと思うのとフェイタンを自分が気持ちよくさせているという高揚感とフェイタンを自分と同じように自分で果てさせてやりたいという感情が私を保たせる。
徐々に息を荒くするフェイタンが愛おしくて仕方ない。

「ぁぁあんっフェイ、ぁっタンあっんぅ」

「ッッ、、クッァ」

フェイタンはくぐもった息を詰まらせたような声を上げて私の中に果てた。トクトクと動く感覚に幸せを感じながら私はそのまま睡魔に襲われる。

「ぁーーてーーね」

何かフェイタンが言ったような気がしたが小さくつぶやかれたその言葉は私の耳には聞こえなかった。

「んっ、、フェイタンなんて言ったの?」

「なんでもないね寝るよ」

そう言われた私は自分の格好も何も考えずにそのまま睡魔に負けてしまった。
サラサラと撫でられ感覚が気持ちよくて仕方なかった。



―いつまでも傍にいられたら何時かは、、、、、


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