▼801-810
醜い自尊心を保つ為の努力
抜かれた牙はまた嵌め込めば良い
濁り酒が美味いなら、濁ったお水もどうぞ
スルメの逆立ち
真っ青な蠍(さそり)
あらゆる妄想をし尽くして
本能に限界はなくても、理性には要るんだよ
無知の恐ろしさは如何程か
さて、どちらの人生が正しいのでしょう?
何をどう見たって一緒よ
▼811-820
飛び降りレバー
おっと内蔵落っことした
失礼、私の下半身を見かけませんでしたか?
彼女は終ぞ笑わなかった
悪魔が天使を殺すのか、天使が悪魔を殺すのか
爪に傷をつけて
これは彼が生まれた時に握っていたナイフです
おっとりと乗っ取り
瞼の重みと霞む本能
理性で君を殺す(新たな人の殺め方)
▼821-830
君にしては殊勝な事を言うね
赦す≠忘れる
何時か君の目に触れるかもしれないそれに対する交錯した想い
もしかしたら、という恐怖
それは貴方を忘れるという事
女性は殴らないだなんて差別だわ
非常に不本意且つ甚だ理解に苦しむ展開
可哀相に、頭でも打ったんですか?
誰かが誰かを一方的に護るんじゃなくて、お互いに護り合っていく事
その不幸さをダシにして
▼831-840
嗚呼、吐いちゃった
理解しようがない
鈍痛、沈痛、激痛
呑まれて死ぬのがオチさ
見事に三拍子揃ったね
英雄とは、本人にその自覚がないからこそ意味を成す
成り立ちよりは結末を
泣き叫んで伸ばした手の先
その事柄に関して私が言える事は何一つ御座いません
風が運んできたのなら、風が攫ってくれる筈
▼841-850
隔離された現実
結局は反対
もし、そこの貴方、レディに何をする御積もりで?
歪んだ口角は嘲笑う
パンがないのならお前を食べれば良いじゃない
過去形でも構わない
落とした愛は僕がお預かり致します
それで私を消したとお思い?
予定としては、この後ランデブーを所望しておりますが如何でしょうか
哀れな哀しみを嘆いても