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「ちょ、っちょっとバカッ」

「えー、バカとかひっでぇ」

「だってバカじゃん…!」


車のなか
後部座席に引っ張られ、駒田さんに押し倒されてしまった

どこかのショッピングセンターの室内駐車場だから外側は暗い

だからといって、車が揺れたりしたら目立つでしょ

俺の忠告も聞かずに首に顔をうめる駒田さん


「……ンッ……ん、ぅ…」


首筋を熱い舌が這って体がゾクゾクと震える
駒田さんとの性交をしすぎたせいか、駒田さんに触れられるとすぐに頭がぼやぁとする体になってしまった


「食事の前に軽い運動しよ」


…食事あとも運動するくせに

俺の制服のネクタイをシュルリとほどく駒田さん
ボタンを一つ外していく度に、俺の肌をきつく吸っていった


「…ッ…あんま、キツく吸わない……でっ…」


跡が残ったら面倒くさい


「そんな事言うなよ」

「い゛っ」


鎖骨をガリ、と噛まれて身体を丸めた
痛いけれどそこが弱い俺は噛まれる度に変な声が漏れる

そのまま少し下がった場所にある突起にも舌を這わす彼
転がされるように舐められ、ジクジクと下半身に甘い痺れが伝わる

くそ……だから嫌なんだ…

腹が立ちながらもこれで完全に溶かされた俺は、きづいたら駒田さんを求めていて。

駒田さんのネクタイを引っ張って思いっきり唇を重ねる

一瞬目を見開いた彼だったが、すぐに嬉しそうに目を細めてキスに答えてくれた。舌を食べちゃうんじゃないかという勢いで、何度も何度も舌を絡める

駒田さんはキスがうまい
してるうちに力が抜けていって、ガクリとシートに体をもたれると追い討ちをかけるように俺の口内を犯していく

体を潰されるのではないかと思うくらい強い力で。


「…んン、…ふ…っ…」

「っ、は、一発だけじゃ足りねーかも」


唇をはなして笑う彼
エロい顔をして俺をみる彼はすごく色気が全開だった

その目が堪らず、荒い吐息を溢しながら体を起こして彼のスーツのジャケットを脱がせる

駒田さんみたいに上手くないキスをしながらネクタイをほどきにかかると、腰をスルリと撫でられた


「はっ……ン」


腰を撫でられただけで、漏れる期待に染まった声
ビリビリと脳を刺激する駒田さんの指は少し焦れったい


「スイッチ入ると欲求に素直なとこ、俺好きだよ」


笑う駒田さん


それには返事をせずに、ボタンを三個外して首に噛みついた





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